黄８の松のブログ一覧

お城巡り写真編集をしていて思うのは、戦国時代のドラマで知ったお城を巡る戦いと背景。
各HPやウキぺディアでの情報より誰が建てたお城か。
誰に備えたお城か、守りを考えた機構の櫓や門跡。
室町時代の守護大名のその後、下剋上で伸し上がる戦いと関係したお城。
誰について行くか、どの陣営に入るか、裏切るかにより生き残りを掛ける。
グッドデザイン賞が有る事は知っているでしょうが、優れた機能な物は優れたデザインを有しているものです。
その最たるものが、お城なんです。
例え建物が残ってなくても、石垣などでも推し量れる処が、萌え萌えポイントです。
礎石や狭間や石垣の組み方種類も萌え萌えポイントです。

お城を離れて、守護大名が何に重きを置くかで、生き残れるか断絶するかです。
島津や上杉のように戦いに重きを置き、武器調達と良い子孫教育し明治まで残ったのは稀です。
室町時代随一力を誇った大内氏は、陶と毛利の裏切りで滅びました。
良い軍師を黒田を獲て伸し上がったのが豊臣秀吉、直江を抱え生き残ったのが上杉です。
織田信長は、良い配下を見る力は有ったが、ワンマン過ぎて下からの意見を聞く耳を持たなくなり殺された。

戦国時代の武将の話を見て読んで思うのは、現代の下剋上と言えたITの申し子、孫さん・三木谷さん・堀えもんである。
良いブレーンを持ち事業を拡大した、孫さんと三木谷さん。
それに引き替え堀えもんは、駄目な配下で嘘の株価操作で潰れた。
ワンマンは、最初立ち上げ時はある程度必要だが、発展には良いブレーンが居ないと駄目な事は、戦国時代にも学べる。
実に多彩で魅力ある武将が溢れているから、他の時代に比べて面白いから好きだし、詳しくなってしまう。
だからこそ、お城だけでなく背景にある戦いに備えて、どんなお城を何に備えて建てたかと、例え小さなお城でも訪れてしまう。
ゲームの信長の野望から入ろうが、大河ドラマから入ろうが、漫画やアニメから入ろうが構わない。
折角のブームの歴女と女性が群がる処にお金が動くから、お城の有る市町村の方々のお城への考えを変えて、遺構を大事に生かして欲しい。
駐車場代金を取っても、案内板や遺構説明板の設置、HPの充実と平面図に櫓跡名と門跡名記入をして貰いたい。
今、写真編集が終わりアップを始めた佐伯城を管理している佐伯市さん。
訪れた時にボランティアに人に聞かれ、ヒントを教えた通りにはほど遠っかった処より改善されたでしょうか？。
二本松城や小牧山城や臼杵城に行ったでしょうか？、是非実行して改善してください。
お城が無い市町村には無い貴重な財産ですから、大事に生かしてくださいね。