2008年10月21日
会社で仕事しているとお偉いさんの理不尽な批判や叱責にうんざりした経験のある方
も多いのではないでしょうか。そんな経験のある方にぜひご一読頂ければと思います♪
当時、顧問の地位にいたあるお偉いさん。
普段は何もせず、会議の場になると誰の発表に対しても批判や
「昔はこうだった」という話の繰り返しで、建設的な意見は述べません。
まぁ、それでも顧問になる前は会社の経営層として大変な功績を残した方
だったのでご意見も真摯に受け止めるように心掛けていました。
ある時このままでは駄目と知りつつ、パカッと臭いものに蓋をしてきたものを発見。
毎日睡眠も少なく疲弊しきっていましたが、自分、何を頑張っちゃったんでしょう(笑)
「これは思い切って片を付けよう♪このままではいかん。適当にしておくのは良くない♪」
と思い立ち、あれこれ関係各所と調整を重ねていました。
実はこの一件、そのお偉いさんも原因として絡んでいる話だったのです。
案の定、顔を(#゚Д゚)にして走ってきて私に一方的に
「おまえは経緯をわかっておらんっ!」
「これは俺が昔…!」
「おまえが…!」
とまぁ意味不明の屁理屈で私にお怒りの言葉をベシベシと飛ばしてきます。
でも自分の言っている事もやっている事も客観的に見て何ひとつ間違っていないし、
会社としてこのままにして良い事ではないので冷静に対応をしていました。
しかし最後の一言は許せません。
「お前みたいなのがいるから会社が駄目になるんだ!!」
とでかい声で罵った揚句、走り去って行きました。超温厚な私もさすがに
会社の椅子を暖めているだけの、過去の栄光にすがる奴にだけは言われたくありません。
「ふざけんなよぉお!てめぇの尻拭いだろうがっ」
と椅子を蹴っ飛ばして立ち上がり、追っかけようとしたまでは良かったのですが、
そばにいた部下にガッシリおさえられ「どぅどぅどぅ」となだめられ言い返すタイミングを
すっかり逸してしまいました。
顧問と会社内で喧嘩する最悪の事態は免れましたが、腹立たしい気持ちが
収まるわけもなく、他の人に当たる訳にもいかずストレスは超満タンです。
翌日、憤慨したままの気持ちで出社すると机の上に新聞記事のコピーが
置かれていました。その記事には次のように書かれていました。
『古き良き時代』を懐かしみ、世の中が悪くなってゆくとこぼし、若い世代を批判するのは、葬式の近いことの確実な徴候である。現在に生き、興味を持って将来を考える人々は、郷愁にふける人々より長生きする可能性がはるかに大きい」
動物行動学者デズモンド・モリス
うーーん、何ていい言葉(*´∀`*)
同僚がそっと置いてくれたこの記事のお陰で嫌な気持ちはかなり軽減されました。
未だに机の中に大切に保管してあります。
このデズモンドさんの言葉で、同じ境遇の方の心が少しでも軽くなったとしたら
幸いでございます♪
Posted at 2008/10/21 23:59:55 | |
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