
『宇宙(そら)か…』
『ア○ロ、行きま~す!』
(自己満足)
『シャトル』
宮城県南部にお住まいの人なら知ってるかな。国道4号線沿い、大河原と白石の境ぐらいにあったちっちゃなゲーセン。
僕が成人したかしないかの頃だったと思うケド、火事で廃業しちゃったゲーセン。
2階建ての建物で、堀の上に架かった階段を上ってお店の中へ。
ちょうどそのゲーセンの地下にあたる(入口は別)ところは記憶ではちょっと入るのに勇気のいる、エッチなレンタルビデオ屋さんだった。
田舎育ちの僕達は休みの日と言えば友達んちでストⅡ。当時はスーパーファミコンを持ってる友達はまれで、僕らはそいつんちに集まってみんなでそいつにケチョンケチョンにやっつけられてた。昇竜拳なんて反則だよ!てな感じでね。徒歩か自転車しか交通手段のなかった僕らには唯一の楽しみだったんだ。
そんな僕らも、ちょっとだけ大きくなって、自転車で遠出をすることを覚えたんだ。小学校高学年~中学生ぐらいの時だったと思うよ。
当時自転車で行けるぐらいで、1番近かった『シャトル』が僕らのちょっと背伸びした遊び場になった。そこは僕らにしてみればすごく『大人』を感じる場所だった。店舗に入るとタバコのにおいがして、自分達よりずっと年上のお兄ちゃんやおじさん達がウロウロする店内。僕らはそんな中、みんなでかたまってお目当てのゲーム機までたどりついてお金の許す限り、ゲームを楽しんでたんだ。
24H営業していた『シャトル』は、国道沿いってこともあって、トラックの運ちゃん向けのシャワー室や、カップラーメンの自販機なんかもおいてあって僕らはお腹が空くと運ちゃん達に混じってカップラーメンを食べたりしてた。まったく、笑っちゃうよね。
そんなガキながらに感じた大人の世界。
僕らにとっては『シャトル』は本当に、夢の世界行き、宇宙へのスペースシャトルだった。
今はなくなっってしまったけれど、すっかり大人になった今でも、また行ってみたいって思うんだから、まったく困っちゃうよね。
近くの河原から同世代の方に愛を込めて。

Posted at 2009/05/01 18:34:58 | |
トラックバック(0) |
☆性(青)春時代☆ | 日記