
先日、20・21日の2日間は希望休を取りまして、三重大学へ行って来ました。
と、言いますのも、鈴鹿に有ります「
VOLTEX」さんが、自社のGTウイングの性能テストを三重大学の風洞実験施設を使って行うとの事で、昨年に続いてお手伝いさせて頂きました。こんな経験は、なかなか有りませんので喜んでお手伝いに行って来ました。(^^;
昨年初めてお手伝いをさせて頂いた時は、どちらかと言うと空気の流れを目視で確認することでパーツの効果を確認したり、特定の車のダウンフォースの量や前後のバランスなどを計測することがメイン?でしたが、今回の実験は車種を固定(VOLTEXのデモカーのエボXを使用)してGTウイングのみを交換することによってGTウイングそのものの性能を計測すると言う実験でした。
ちなみに前回までは、計測がかなり人海戦術だったのですが、今回より導入された新しい計測システムでは、計測データを自動的にロギング出来るようになり精度が飛躍的に向上しました。いやホント楽になりました。(^^;
それによって2日目のテストは、予定の項目を全て消化することが出来ました。(と言うか、社員さんのチームワークが抜群で、スタートの遅れもあっという間に取り戻しちゃいました。)
どんな実験を行ったかをざっくり並べますと、こんな感じ・・・
1.基準ウイングで測定
2.ウイングレスで測定
3.シングルタイプ(1段形状)で測定
4.シングルタイプの幅広タイプで測定
5.車検対応サイズのダブルウイング(2段形状)で測定
その他には、
6.ウイングの角度の違いによるダウンフォースとドラッグの関係
7.ガーニーフラップの有無によるダウンフォースの違いと効果
8.ブラケットの高さの違いによるダウンフォースの違い
などなど
実験2日目には、レブスピードの取材も入っていたので、実験の様子がDVDに少しは入るかも?
いや~GTウイングってレーシングカーやサーキットで走ってる方の必須アイテム的なイメージが有るので、単純にダウンフォースが上がるイメージは有ったんですが、実際に数値で違いをみると非常に興味深い結果でした。
私は、GTウイングを付けてないので効果を体験したことは無いですが、直ぐにでも付けてみたくなりました~なんと言ってもカッチョ良いしね!!
Posted at 2009/05/23 02:50:53 | |
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