フロントアッパーカウル補修
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
★ |
作業時間 |
12時間以上 |
1
転倒して割れてしまったフロントアッパーカウル。
交換すべくヤフオクで750カタナのアッパーカウルを入手しましたが、未使用の希少なオリジナルパーツに穴を開ける勇気が無いため(笑)、コロナ禍で外出自粛中の暇な正月休みを使って補修してみることにしました。
本当に最悪の場合は、入手した750カタナのカウルを使うつもりで、少し気楽な気持ちでやってみました。
ヤフオクで出品されているカウルや、グーバイクで販売されているカタナのカウルを見ると、結構汚い(失礼)補修で済ませてあるものがあり、それらにも勇気づけられています(笑)
ちなみにバイク屋さんから引き取りの連絡はまだ来てません。
2
12月31日大晦日。
妻と子供が実家に帰っているし、TVもつまらないのでモトブログ流してテンション上げながら作業開始です(笑)
まずは割れた部品を合わせるところから。
欠けた部分を友人たちが拾ってくれていたので、ほぼ揃っています。
揃ってはいるのですが、うまくはまらないのでフチを削りながら合わせていきました。
ある程度揃ったところを瞬間接着剤で仮止め(あまりくっつかない)してあります。
3
そのあと、はんだゴテを使って溶かしてつなぎ合わせています。
裏側はツギハギ風、表側はパテを埋めることも考慮してV字を作りながら溶かしてくっつけています。
なんかこれだけで強度出てそうな感じはします。
4
表側。
ぶっちゃけ、このままで良くない?くっつけた痕を銀色塗っとけば良くない?って気もしました。
でもまぁ、今回は練習がてら先に進んでみましょう。
ここで1日目終了。
少し満足して「ゆく年くる年」など観てました。
5
翌日、HoltsのFRP補修キットの説明書に従って、カウル裏側のグラスファイバーを貼り付けました。なんとか上手くいった感じです。
ウインカー周りは強度が欲しいのでガラス繊維を2重貼りしています。
今回失敗した!って思ったのは、ハケを買い忘れていたことです。
仕方が無いので指で丁寧に作業しています(ゴム手袋着用)。
元サーファーの友人に「ガラス繊維刺さるし、溶媒が超臭いから屋外でやりな」と言われていたのですが、寒く風も強いので、妻子不在を良いことに家の中で作業しています。
うん、かなりキツイ(苦笑)。
換気とガラス繊維には十分注意して作業して、作業後のお掃除も念入りにしています。
6
裏側のガラス繊維は上手くいったのですが、表側のパテ盛りは失敗の連続です。
説明書通りに薬剤を混ぜたはずなのに、全く固まる気配がなくトロトロ。
これはおかしくね?と思って硬化剤を徐々に加えていったら急激にカチンコチン!
再調合してみたら足りない!
ぎゃ!ズボンに垂れた!取れない!(T-T)とかね。
パテってもっと紙粘土みたいな感じだと思ってました、、、、、
7
硬化したパテを削って(磨いて?)いきます。
さすがにこれは流水を使いたいので、ダウン着込んで外での作業です。
パテが完全に硬化するまで20~30分と説明書にありましたが、そんな感じが全くしなかったので、一晩寝かせてあります。
今回ヤスリ掛けですが、Holtsの他にセリアで耐水ヤスリとキューブ型ヤスリを購入してあります。
ぶっちゃけ、これだけで良かったです。Holtsのは使わなかったです。
8
で、何とかここまで仕上げました!
(わかりにくい!苦笑)
どうしても段差が消えず、再度パテ盛りし直して仕上げた部分もあります。なのでヤスリがけで2日使っています。
仕上がりはプラモデルだとしたら十分なレベルだと思うのですが、バイクのカウル的にどうなのか、不安なところはあります。
このあと塗装となるのですが、スプレーガンとか持ってないですし、ブライトシルバーメタリックのスプレーも出てないはずなので、さすがに塗装はハードルが高いと思っています。
どうせタンクは板金するでしょうから、その時に一緒にやってもらおうと考えています。
今回思ったのですが、こういう補修や修理、メンテなど、やるのって楽しいもんだと再認識しました。
できれば他の部分もやれるところはやりたいと思いうのですが、250カタナの頃と違ってなかなか手が出ないです。歳もとってフットワークも悪いですし。
ガレージがあれば、じっくりと、それこそ盆栽バイク(笑)、やりたいです。
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