2011年07月09日
予選結果はサイトで確認して貰いたいのだが、
やはり吹き付けディフュザー規制の影響が出たのかな?
吹き付けディフューザーはコールドブロウンと
ホットブロウンの2種類の排気を利用しているが
おそらくコールドはバルタイを変化させて点火・燃料に
関係なくポンピングされた排気(掃気)エネルギーを使用
していると思われる。8cylで18.000rpmのポンピングされた
ガスのエネルギーなので相当なエネルギーがあるのであろう。
でも排気エネルギーが大きいのは、やはりホットブロウンで
バルタイと噴射タイミングを変え、エキマニ内で点火させた
排気を利用しディフュザーに吹き付け空力効果を
上げる手法だ。この手法自体は昔、ターボ過給のラリーカーで
アンチラグシステム(ミスファイアリングシステム)としていたものを
タービンの為ではなく、エアロダイナミクスに利用する為に
発展させたシステムであろうねぇ。
レッドブルが一番影響が大きいとの予想だが
勿論、今までのようなアドバンテージは無くなっただろうが
ベースが良く出来ているマシンなので規制されても速い。
マクラーレンやメルセデスもディフュザーの効果を
出しつつあったので痛い処ではないかな。
でも予選結果を見て 一番痛かったのはルノーかも^^;
ルノーは他のチームが使用している吹き付けディフューザー
とは違う手法で、サイドポッド前方から排気を利用しているので
ECUのマッピング規制での排気エネルギー減少は
全体的なダウンフォース不足になったんじゃないかな~
なんて事を想像してみた(笑)
でも 言われているようにフェラーリにとっては良かったのでは(笑)?
Posted at 2011/07/09 23:10:10 | |
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