2008年06月05日
ブラコン日記9
下の階の人は背が高く、たまーにしか帰ってこない。
メタルスライム並みw
し・か・も
青い髪の毛の女の子がでかでかとボンネットにいるじゃありませんか。
「あ、こなただ゚ω゚www」
なんてしか思わなかった私\(^O^)/
お母さんは
「うはwwwらきs(rywww」
なぜあなた知ってるんだよorz
な展開で、あまり会う機会もなく……バイトに明け暮れてますた
「……今日もないや痛車´・ω・`」
これが毎日の口癖w
そんな私に一本の電話。
また知らない番号…
出てみるとヤパリばんび兄ちゃん。
「……あのさ、伝えづらいんだけど……」
シロお兄ちゃんはもうゆずめに会わないように、長期出張を理由に、地元には帰ってこないって決めたらしい。今はその準備中で…
それをずっと
ゆずめに隠しておいて。
という連絡。
「本当は会いたいけど、会ったら寂しくなっちゃうし、もう家族じゃないほうがゆずめのためだ。……もうお兄ちゃんが、ゆずめの幸せになんかしてあげれない。
それは他の人だよ。
ゆずめのそばにいてやれなかった。お兄ちゃんはゆずめを守ってあげれない。自分なんかが今更迎えにいけないよ。
もうそばにいて泣いてるゆずめみてるの嫌なんだよ…
泣いてたら抱き締めていいの?
泣いてたらよしよししていいの?
もうそんな資格ないと思うんだよ…
だってゆずめだってもう高校生だよ?
彼氏だっているんだろうな…
一回、ばんびくんのおかげで電話したくらいのお兄ちゃんはただの邪魔者になってるよ。
もしそうじゃなくたって怖いよ
自分が出てきて、
ゆずめに今更昔のこと思い出させたって辛いだけだよ。
お兄ちゃんは妹より彼女だったーとか、一回もお兄ちゃんは連絡なかったーとか。
離婚とか、家族が離れた日とか。
ゆずめは寂しいのとか辛いの我慢してた。そうゆうの大嫌いだった。……もうお兄ちゃんはいらないでしょうに。会いたくて我慢させてたし、連絡もしなくて我慢させてたのが爆発して、ゆずめが壊れちゃいそうだよ…
今のゆずめにはお兄ちゃんの代わりによしよしも抱き締めてくれる人も沢山いるよ。
今更…今更お兄ちゃんがこれからのゆずめの邪魔は出来ないから。
だからばんびくん、ゆずめにはシロお兄ちゃんなんかいなかったんだって、いつか伝えて下さい。」
ばんび兄ちゃんは、シロお兄ちゃんが言ってた言葉を私に伝えて、電話を切った。
その日から私は一人っ子だって言うようになった。
私もお兄ちゃんと同じ考えだったから。
むしろ、私なんかお兄ちゃんのそばにいたらお兄ちゃんの幸せなんかなくなっちゃうし、
それに、もう戻らないから。
あの日みたいによしよしも抱き締めてくれるの人はもういないから。
お兄ちゃんはもういないから。
「ゆずめね、シロお兄ちゃんのお嫁さんになる」
そんな儚くて小さな夢を
心の隅に深く深くしまい込みました。
「お兄ちゃんがほしいなあー」
っていつしか口癖になった。
本当は、ずっとシロお兄ちゃんがいてほしかっただけ。
シロお兄ちゃんがいなくなったから、私の強くなるっていう約束は一気に崩れて、私はまた泣き虫になってしまった。
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Posted at
2008/06/05 00:39:44
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