痛ミの前日、私は全然寝れなかった。朝早いよって言われたのに駄目だ。「……寝れない」布団の中に潜り、もう一度目を閉じてみる。目を閉じた先にはお兄ちゃんがいて、お兄ちゃんは私を抱き締めて、「もう離れないから。ゆずめ大好き」って耳元で囁く。もう叶わない夢なのに毎晩毎晩同じ夢。ジリリリリ…目覚ましで起きる。枕はびしょ濡れ。目はもう前を見えないくらいの涙「……忘れなきゃだめなのに」毎朝自分が弱すぎて苦しくなる泣き虫な自分が大嫌いとりあえず腫れた目をどうにかするためにシャワーを浴びて、ふかボンとの予定時間に間に合わせる。「……さて、と」ふかボンと初めてのドライブwとりあえず痛いコンビニ集合らしい゚Д゚痛いコンビニには今まで私のバイト先に寄ってくれたことのある痛車の方二人。(こなたの旦那さんの銀さん、団長の旦那さんのしゅばんさん)「…ゆ、…ゆずめちゃん!??」「……へ?」11年前のお正月ぶりに会う顔だからよくわからなかったけど、ばんび兄ちゃんだった。それとなく面影があった。「大人になったね~^^」なんて言ってくれた。あとは、私にとって大先生なザワさんと、生意気小僧wあと一人、全然目を合わせてくれない人がいた。ずっとばんび兄ちゃんとお喋りしてた。私は誰だかまったくわからなかった\(^O^)/そんなこんなで痛ミに。「や〇〇く~ん」ふかボンが呼んだその名前の人は私に顔を見せてくれなかったけどその名字は私のお父さんの名字と一緒でした