
もうすぐ、
ブルルン2号機 がやってきます♪
人生 2度目の中古車です!
その話は ちょっと横に置いといて・・・
(少々、長文です)
初心者マーク時代の話を
当時 父であるじじ様は それなりの商売をしていて
家には 2トントラック・業務用のロングボディのワンボックスカー
レオーネバン・サンバーワゴン・カブ?・チャリンコが4台
そのうち自家用は チャリンコ3台のみ
免許を取得しても 家にある車は 業務車ばっかり
しばらくは ペーパードライバーやな って思っていました
無事合格してから 3ヶ月ほどしたある夜 父が
「 お前に車を 買った! もうすぐ納車される 」
「 ほんまぁ~~???」 (うれしいぃ~~~)
数日後 我が家にやってきたのは
7年落ち 8万7千キロの スバル・レックスの中古車
(画像は参考資料 ブルルンのレックス号ではありません)
そして 父が免許取り立てのブルルンに出した条件
① 屋根付き車庫は与えない 所定の場所に決めた方向で停めること
( 家の西側奥に 南向けて停めること )
② パンクした時は 自分自身で、予備のタイヤと交換すること
( レオーネ、サンバーの時も、学校が休みなら手伝うこと )
③ バッテリーがあがった時のケーブルの繋ぎ方は覚えておくこと
( ケーブル?は、合格祝いとしてプレゼントしてくれました )
このうち
① が難題でした
所定の場所までの中ほど 庭木があって
家の壁とフェンダーミラーと木との間が
それぞれ 5~6cmほどの余裕しかない
そこを バックで通過しなくてはならない
そして 無事に通過しても そのあと
助手席側を壁にぴったりくっ付けないと
運転席からの乗降が極めて困難という 悪条件
なんでぇ~こんな場所に ・・・・・・・・
父 曰く
業務車は 働いてくれている
だから 屋根のある車庫に入れるのは当然で
商売の邪魔にならないところと言えば あそこしかない!
入り口横に 車を停めるスペース2台分あるやん!!!
そこは お客様や業者さんの駐車スペースや
お前の車を停めるところではない! とバッサリ
しかも 出掛ける時には 前進で発進して行けるように
バックで 所定の場所へ侵入して 駐車すること
とにかく マークをつけている間は 決めた場所以外の所に
駐車することは 絶対に許さん!
でけへんのやったら 免許とキーは預かると言われ
ついでに 俺はバックの運転手助けをするつもりは ない
自分の目と感覚と判断とハンドルさばきで停めたら ええ!
・・・・・・・・。
しかたがないので三つの条件は守ることに
( かなり 意地になっていましたが・・・)
そのうえ 追い打ちをかけるように 父が一言
車の代金はこれからマークが外れるまでの1年間で
俺に返済すること 親娘やから 利息は許したる
???な、なんでぇ~???
頼んで買ってもらった車やないし
自分のお金で買うんやったら
もう少し状態の良い車を選ぶのに・・・・・
最後に付け加えられた言葉は
車は運転の仕方で 走る殺人凶器になる
よそ様の身体や車 建物にキズをつけたり
時に命を奪ったり 人生を変えてしまったり
そうなったら 必ず 自分の人生を棒に振る
そのことだけは、忘れるな !!
バック・幅寄せ・縦列・タイヤ交換・バッテリー繋ぎは
家でも練習できる 車体感覚をきっちり身につけて
いろんな場面・どんな状況でも 車を操作できるように
訓練するためにも あの場所に停める必要がある
文句があるか!
ついでに言っとく 傷をつけても 我が家じゃ お前の車じゃ
他人さんの誰にも、文句を言われんで済む
もし傷つけて 修理するなら 自前ですること
・・・( なにも反論できない自分が悔しい )・・・
それから ブルルンの戦いが始まりました
ここまで言われたのだから ぜったいに傷つけるもんか!って
手始めに、納車されたレックスを自力で車庫入れ
最初の2ヵ月ほどは、車庫入れが怖くて外出もできず
車庫入れ練習ばかりでほぼ、ぺパードライバー状態
それでも、走るのは好きなので 出かけたくて ウズウズ
ようやく勇気が出てきて、30分程の外出 帰宅して
車庫入れ(車庫じゃないけど)に小一時間かけて
慎重にソロリ そろりとバックしていましたが
1ヵ月・3ヶ月そして半年後には 5分以内で停められるように
ある日 いつものようにバックしていると コツン?
なに? と思い 降りられるところまで前進して
あわてて見に行くと 壁際に竹ぼうきが倒れてる・・・
( だれ? こんなところにこんなの立てかけたのは!)
ムカムカ、イライラ しながらも きっちり停め終えた時
父がやって来て、ニンマリ笑いながら
ほうきに当たったんやろ? いつも 何もない!
その思い込みが その慢心が 確認を怠ったと いうことや
よう~覚えといたら ええ!
腹が立ったけれど 言われたことに 間違いはない
若かったあのころは 父 ( じじ様 ) を見返したい
そんなことばかりを考えていましたが
今日まで 無事故で運転してこられたのは
あの時の
イケズ が あったから と
今では、とても感謝しています。
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じじ様 | クルマ
Posted at
2013/11/12 12:27:09