
最近、駅や官公庁の施設、商業施設などで良く目にする様になったAED(自動体外式除細動器)ですが...。
使える人ってどのくらいいるのでしょうか?
実は今日、消防署で応急救護の研修を受けてきました。
人工呼吸、心臓マッサージ、AEDの3点について重点的に実技を3時間行いました。
日本の場合、救急車を呼んでから現地へ到着するまでの平均時間は約6分だそうです。
そして、心臓停止の場合、3分で50%が死亡し5分では100%助からないそうです。また、呼吸停止の場合は10分で50%が死亡となっています。
つまり、心臓停止した場合、救急車を待っていては助からない可能性が非常に高いというわけです。
ですから、人命救助にあたっては初期対応が特に重要であるそうです。
では、実際にそういう場に遭遇した時に何も知らずにAEDだけ持ってきて使えばいいのかと言うと、そうではありません。
やはり実際に研修に参加し、知識として知っていないと使えないと思いますし、せっかくの機械も宝の持ち腐れだと思います。
簡単に手順としては...
①心肺の動作確認
②人工呼吸の実施
③心臓マッサージの実施
④患者へAEDを装着
⑤AED機器の指示に従って②、③を繰り返す
といった感じです。
AEDの操作じたいはとても簡単でした。
メーカーによって多少は異なるのかもしれませんが、電源ボタンと放電ボタンの2個だけでした。
電源を入れて、患者にパットを2ヵ所貼り付け、コードを本体に接続するだけ。
パットの貼り付け位置もパットの表面に絵図が入っているので、簡単でした。
AEDが沢山設置してありますが、一連の動作をとっさに出来る人がどれだけいるのでしょう?
設置するにあたっては基準はないのでしょうか?(1台設置につき、応急手当受講者○人配置義務とか)
なんだか、眠くなってきたので何を書いてるのか良く分からなくなってきましたが、言いたいことは...。
せっかく良い装置(AED)があるのだから、もしもの時に、自分の周りにいる大切な人の命を助けるためにも、受講をお勧めします!
Posted at 2008/06/22 01:53:07 | |
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