キャブレターオーバーホール
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
新しく増車したマグナ250 ですが、もともと前のオーナーさんより
・キャブレターがオーバーフローしてる
・始動性悪し
・吹け悪し
との話を聞いておりましたので早速キャブレターのオーバーホールをしていきたいと思います
初めて触るバイクですが、構造はそんなに複雑ではないので問題ないでしょう
とりあえずサクッとキャブレターを外しました
しかし噂には聞いていたけど、エアークリーナーの蓋を外すのに四苦八苦しました(^◇^;)
ただでさえ難易度の高いV型なのに、知恵の輪のような構造には悩まされました
さすがホンダ車‼️
ちなみにキャブを外したのは14日で、洗浄に3日・部品を注文して組み付けたのが20日
取付は21日です
2
まずはキャブレターを全バラして点検
思いのほか中は綺麗でした
バキュームピストンのダイヤフラムは問題なし
フロートチャンバー内も目立った錆もなく大きな問題はなさそう
オーバーフローの原因と思われるフロートバルブですが、目視する限りでは問題なさそうです
前のオーナーさんはほとんど乗らなかったとの話なので、おそらくガソリンの劣化に伴い小さなゴミが引っ掛かったのでしょう
ですがフロントバンク側のスロージェットが塞り、リアバンク側のスロージェットも詰まりかけていました
これが始動性及び吹けが悪い原因でしょう
この程度なら部品交換なしで洗浄だけでオーバーホール可能と判断しました
(Oリングは新品純正パーツを用意します)
粉状パーツクリーナーをお湯に溶かしてキャブをまるごと1日どぶ漬け
その後本体の数々の穴を中心に全体をキャブクリーナーで洗浄
同時進行で外したジェット類の穴の開通式と洗浄
仕上げにパーツクリーナーで全体を脱脂して徹底的にエアブローしました
3
しかし一つ大きな問題を発見
フロントバンク側エアーカットバルブのダイヤフラムに穴が開いてました
向こう側が透けて見えるぅ(;_;)
4
手持ちの平成8年発行第4版パーツリストでエアーカットバルブの値段を調べてみると、ダイヤフラム単品での部品が出ず、ダイヤフラムとバネ・カバーのセットでした
それでお値段4800円
22年前で4800円なら今は幾らなんだ…
ホンダの純正パーツは本当に怖いので恐る恐るネットで検索するとまさかの9000円オーバー‼️
ホンダなめてました( ̄▽ ̄)
さすがにバカらしいので代替え部品を探してみると上手いことこれを発見
5
ダイヤフラムのみでAmazonで1200円
が‼️
何故か370円だった^ ^
残り2個となってたのでせっかくだから2個頼んで前後とも交換
勿論Oリングは純正パーツでキャブレターに使われているOリング全て交換しました
6
あとキャブレターに使われているプラスネジは舐めるのが怖いので全てステンレスのキャップボルトに交換しました
この他にチョークケーブルの動きが渋かったのでワイヤーグリスでヌルヌルにしてやりました
それと流石に年代物なので燃料ホースが全てカチカチだったのでホースバンドも含めて全て新品に交換
タンク内はコーティングされてて錆はないのですが、念の為ガソリンコックからキャブの間に燃料フィルターを追加しました
ガソリンコックに繋がる負圧用ホースもついでに交換
これで完成なので車両に戻します
7
早速エンジン始動を試みます
バッテリーがないのでメンテナンス用のバッテリーとブースターケーブルでつないで始動チャレンジ‼️
キュルキュルキュルキュルキュルキュル…
ボンっ‼️
ボンっボンっ‼️
プスっ………
初爆はあるけど始動せず‼️
あー
これはプラグやな( ̄▽ ̄)
次回に続く⁉️
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