2017年11月26日
MPVのOE(新車装着)タイヤはトーヨータイヤのトランパスJ48で、私はこれで約4万キロ走りました
次に、静かなタイヤを求めて、当時評判の良かったGRVにして約4.5万キロ走りました
そしてこの4月にGRVⅡに履き替えて約半年、5千キロを走りました
5月5日の拙ブログにて、ファーストインプレッションを書きましたが、その時のポイントは以下の3点でした
① GRVと比べて明らかに柔らかい
② GRVとは別次元で静か
③ アクセルが軽くなり、エンジンブレーキの効きが弱くなった
①については、硬さで言えばGRV>トランパスJ48>GRVⅡの順で、やはりGRVⅡが一番柔らかく、悪く言うとフワフワ感が強いのは事実です
最初は、相当違和感がありましたが、だんだん慣れてくるもので、今はさほど気になるレベルではありませんし、車酔いすることもありません
メーカーの言うところの「乗り心地の向上」なのかもしれません
②については、全く不満のないレベルで、不満があるとすればクルマが持つ遮音性の問題だと思います
③は、エコラベルの「転がり抵抗」に最も関係するところかと思います
遠くの赤信号に気付いたときに、踏んだアクセルから足を離すタイミングとして、これまでより気持ち早めに足を離すことが可能だということを体感でき、また高速でも恐らくアクセル開度は低いのだろうことは何となく感じ、これが燃費の向上に寄与するということが理論的には言えると思います
商品カタログによれば、「C」から「B」で1%の燃費向上、「B」から「A」でさらに1%の燃費向上とランクが1つ上がるごとに1%燃費が良くなるという説明ですが実際はどうだったのか比べてみます
条件は、タイヤ装着後最初の5千キロのトータル燃費を測定したもので、但し高速ドライブ中心だった時の給油記録は特異値として除外しました
それでも細かな走行条件が違うので単純に比較はできませんが、約5千キロ走れば誤差は小さくなってくると思います 結果は、
トランパス=9.2km/L、GRV=9.0km/L、GRVⅡ=9.4km/Lでした
カタログ説明にあった1%の向上なんてものではなく、ほぼ5%の改善効果が見られます
本来なら、経年によるエンジン劣化というハンデがあるはずなのに、新車時に履いていたトランパスよりも今の方が燃費が良いのはやはりエコタイヤの効果なのでしょう
これで「AAA」タイヤにしたらもっとエコなのかも知れません
とは言え、エコタイヤよりも、最近のエコカーは別次元で燃費が良いので、旧車の部類になるMPVは本当ならば恥ずかしいくらいの数字なのですが、私にしてみれば立派な低燃費のクルマだと思っています
それよりも、最近は給油のたびに値上がりしているガソリンの方が気になります
Posted at 2017/11/26 23:57:19 | |
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My MPV | クルマ
2017年11月23日
今まで書くのをやめようと思っていたけれど、先日、日産の不正検査の総括報告書が国に提出されたとのニュースがあったのを知って、やっぱり思ったことをまとめてみたいと思います
日産もスバルも、結局30年以上も前から無資格の検査員による完成検査を行ってきたということです
法治国家である以上、現行の法規に照らして違反があったことは事実で、そのことは当然に責められるべきで、これはこれで厳正に対処されてしかるべきに違いありません
じゃ質問ですが、これまで、完成検査の不備に起因する事故が1件でもありましたか?
この質問の答えに相当するデータがないので確たることは言えませんが、あったという話は聞いたことがありません
これまで、無資格の検査員がやっても何ら問題なくずっと続けられてきたということであるならば、絶対に有資格者でなければならないなどという厳格な運用をしなくても良いと言うことを奇しくも証明したことになります
この件が発覚して、国内供給がストップしたのは事実ですが、完成車の輸出は続けられていました
本当に品質に問題があるような致命的な事件であれば輸出もストップされるはずです
完成検査は、公道を走る自動車として最低限必要な走る、曲がる、止まる、照らす、等々、これらは私達が3年目以降2年ごとに受ける車検と同様の検査をすることからいわゆる「0次車検」とも呼ぶべきもので、この出荷時の完成検査に対し、私達の車検は継続検査と呼ばれています
継続検査は、その間にそれこそいろいろな使われ方をした結果の検査なので、すんなり合格するものもあれば、不正改造などして不合格にされるものもあります
しかし、出荷前の自動車は、完成検査を受検する以前に、自動車メーカー自身による、車種ごとに異なるカタログ性能をクリアしているかの検査があるわけで、完成検査が不合格になるなんてことはちょっと考えられません
私は、完成検査の制度は、まだ自動車の製造技術が発展途上の段階にあった時代、国が1台1台チェックしなければ不安だったために作られた制度で、以来今日まで、安全に関することなので廃止する理由がないとされて誰も手を付けなかったところなんじゃないかと思っています
日産とスバルが不正をやっていたことの「不正」がどこにあるかと言えば、他のメーカーとの競争条件が同じでなかった、という程度のことじゃないかと思っています
そろそろ、国もこうした完成検査のあり方そのものを見直しても良いんじゃないかと思います
厳格な有資格者でない者による検査の「試行」は既に終わって有効性は証明されているのではないでしょうか
リコール対象になる、1回目の車検をこれから迎える日産・スバル車のオーナーさんへ
是非、車検が近くなってからディーラーに持ち込んで完成検査相当のリコールをしましょう
そして、そのまま車検場にクルマを持ち込み、「ユーザー車検」を受ければ、不合格になるはずがありません
車検費用は5ナンバー車は1700円、3ナンバー車は1800円と大きく節約できます
但し、車検(継続検査)とは別に、「24か月法定点検」と自賠責、重量税は必要です
最後に、機を同じくして発覚した神戸製鋼による品質検査データ改ざん事件とは全く性格の異なるものでありながら、「ニッポンのもの作りへの信頼性が揺らいだ」などと同列に扱う報道機関の多さにはさらに疑問を抱いています
Posted at 2017/11/23 14:57:33 | |
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ニュース | クルマ
2017年11月18日
亡くなった伯父の遺品を整理していた従兄(いとこ)が、私に、「この靴、俺には大きいから、もし履けるなら持っていけ」というので試しに足を入れてみたらちょうど良かったので、他人の履いた靴は少し抵抗ありましたが、とりあえずその場では断らすにいただいて持って帰ることにしました
この靴にはエピソードがあって、彼の話によると、この靴は、ロンドンの街中で、「俺がタバコを買ってる隙に、(伯父が)勝手に靴屋に入って、『これ気に入ったからあとは頼んだ』と言って金だけ払わされたからよく覚えているんだ」とのこと、ブランド名や値段などは敢えて言わないし私もききませんでした
ブランドロゴなどはかすれて分からないものの、シューキーパーでしっかり押さえられてある重厚な革靴、普段私が買うような履き捨ての安物ではないことはすぐに分かりました
しかし、長い間使われずにいたため表面が乾燥しきっていることや、ヒールがやや斜めにすり減っていることもあり、どうしようか迷っていたところ、ぴな妻が「どうせならプロのお店で磨いてもらってから履いてみたらどう?」と言うので、東京駅近くにある行ったこともない靴磨き有名店「千葉スペシャル」に飛び込みました
すると、「これは旧チャーチの貴重な靴!せっかくだから、必要な修理(ヒールの交換など)をしてからもう一度おいで」と仰います
旧チャーチと言われても恥ずかしいくらい無知の私、それにどこへ持っていったら良いのかも分からず、ご助言通り、銀座三越にある靴のリペアショップへGO!
そしてリペアショップに持ち込んだところ、「旧チャーチの貴重な靴だ」と同じことを言う店員、舐めるように眺め回して、結局ソールとヒールの交換、すべり口の補強を行うことになりました
次に、素材をブランド純正品か同等クラスの代用品にするのかを訊かれましたがその違いもさっぱり分からず迷っていたところ、違いを丁寧に説明していただきました
純正品へのこだわりもないので、滑りにくさや耐久性などを優先して純正品以外のものを選択しました
修理のため約1週間のお預け、そして再び「千葉スペシャル」へ
経年の汚れなどを落とすために丸洗いしてから磨きましょうということで、またまた約1週間のお預けとなり、本日ようやく完成しました
見事に蘇りました(トップ画像も施術後のもの)
職人さん「綺麗になりましたよ、旧チャーチはオークションも少ないし、大事に履いてくださいね」と仰います
中古靴のオークションなんて想像したこともない世界があるんだ、など全く分からないまま今日を迎えましたが、とにかく今までのような「履き捨て靴」ではなく、「一生モノの靴」として大事に履いていきたいと決意しました
それにしてもだ、ヒールのパーツ代だけで普段私が買う靴の2足分、今日めでたくこうして履けるようになるまでに5足は買えたぞ、などというつまらぬ計算は数字の上での冗談話にとどめておくことにしましょう
「旧チャーチ」ってことは「新チャーチ」もあるのだろう、ということでググってみたところ、現在のチャーチというブランドはプラダ傘下にある(蛇足だが英国のもの作りがこうして外国に売られていくのはクルマだけはないことも分かった)らしく、呼び名の違いは経営母体の違いらしいのだが、なにしろ英国の歴史的な紳士ブランドのため、経営の違い以上に靴づくりそのものの考え方の違いもあるようで、深い深いお話がたくさん分かりました
男は腕時計、革靴、鞄、スーツ、そしてクルマとはまっていくととどまるところを知らずに走ってしまうらしい
私は腕時計の趣味だけは自分でも許しているがここまで、身の丈に応じた趣味にとどめておくべきことは承知しています
Posted at 2017/11/19 02:39:43 | |
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お買い物 | 趣味
2017年11月10日
関東マツダがCX-8の予約受付のチラシを作ったところ、従来車と比べてその優位性を主張したいとする比較広告のようなのだが、その対象に選ばれたのは13年型CX-5だった
良いように解釈するならば、「この4年間でこんなに先進安全技術が導入されました」ってことなのでしょうが、いくらなんでも旧型CX-5を引き合いに出すのは一体どういう神経なのだろうか
しかも、価格は消費税5%の税込み価格というおまけ付き
マツダのこういう感覚は全く理解できません
Posted at 2017/11/11 02:06:05 | |
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マツダ | クルマ