2016年11月10日
そう、Sergeant Highway は言いました。”We’re paid to adapt, to improvise.”
僕らはこれ(くるまいぢり)で給料をもらっている(人も一人いる?)わけではありませんが、
こんな時、「臨機応変」の心構えを見習って損はありません。
純正配線のカプラーがMP用よりも大きくて、用意したスペシャルワイヤリングと接続できない。
ならばその邪魔なカプラーを取り除いてしまえば良いのでは?
端子同士は穴と山でロックされるし、タイラップとテサテープで、固定/絶縁は可能だろう。
ただ、数cmにカットしたテサテープを、何度も何度も貼り重ねていくのは(だって、テープ
ロールをくるくるするすき間なんて無い)気が遠くなるような作業だけれど。
I feel sorry, Private XG. ここは君に委ねるしかない。君の尊い犠牲は無駄にはしないよ….
ちぎっては貼り、貼ってははちぎり、XG氏が長い沈黙の作業に埋もれる間、残された我々は、
スロットルの動きに反応したりしなかったりのポジションセンサーと(銀玉さんが)格闘。
なんとか妥協点を見出し、セッティングを終える。
そしてXG氏もテサテープ地獄よりまさかの生還。晴れて昼食となったのは間もなく14時に
なろうかという頃であった。
最早、横浜オフ恒例となった感もある例の中華料理屋でランチの後、リレーボックス固定用
ステーを購入すべく、黄色い帽子に寄る。
が、屋上駐車場まで上がっていくと、なんと、そこは思いもかけずケイオッス!
駐車場内をカートが走り回っているし、向こうではスイフトのオフ会らしきイベントも。
https://www.facebook.com/yellowhatshinyamashita/
更に、どうやら80年代製造車のコンテストかなんかやってるらしいところへ迷い込んでしまった
もようで、ギャラリーから「横浜71!」「サンルーフ!」などと言った叫びが!
しかし、こういう場合に声を上げるのは、殆どが車ヲタの兄ちゃん達だからして。
はっきり言って「おまえら、触んぢゃねぇぞ!」である。
ひとりでいい。たった一人でいいから、小綺麗なおねいさんがやってきて、「これ、
なんていうくるまですかぁ?」とか、言ってくれんのか?その一言だけで救われるのに…
などと言っても埒が明かんので、250円なりのステーを購入し、早々に作業場へ戻る。
この間、全てのエンジン始動は実にスムース。スターターが最低限回転すればエンジンが
始動するし、スターターの回転自体も軽い。
スロポジのセッティング変更も、心配されたギクシャク感などもなく、順調である。
無事すべての作業を終え、いつものように車の周りに座り込んでダベリング開始。
あそこも直さなきゃ。あれはどうやってるの?最近の車はさぁ。ところでゴルフ
(くるま、ね!)は調子どう?いつものごとく、だが、なんともいえぬ達成感。だが寒い。(爆)
この時期、17時までが限界っすね、お外は。
さぁ、ここまで書いてきて、「すこぶる順調じゃん」と思われたやもしれませんが、実は当日、
トランスファからペラシャフトへのオイル伝い漏れがかなり進んでいることも判明。触媒には
焦げたオイルがこびりつき、年末大掃除前ガスコンロみたいになっていた。
(ジャパネット/ケルヒャー出動か?)
実はこの状態、3-4年前に指摘されていたのだが、完全に失念していた。シャフト引っこ
抜いて、トランスファ出口のシールを変えてしまえば済むのか、そのシールは入手可能なのか。
一つ片付きゃ又一つ、である。(涙)
あらためて銀玉のお師匠さん、ちぎり貼り職人1500XGさん、お二人に厚く御礼申し上げます。
Posted at 2016/11/10 15:30:29 | |
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2016年11月08日
11月某日/某所にて、行われた作業の内容、もう少しお伝えしておきます。
銀玉&XG両氏には、朝もはよから現場入りしていただきまして、まずはセッティングです。
銀玉氏から現場到着の連絡をもらい駆けつけると、そこには既に作業用スロープがw
椅子/テーブルを展開し、作業マットを敷いて開始です。
まずはカッチン対策の銀玉特製ワイヤリング取り付けから。んがしかし!車の下から
悩ましい唸り声が… 「手、入れるスペースなぁい….」
そうです。銀玉号はFF、うちのは四駆。想定では「なにもないはず」の場所にいろんな
ものが鎮座しており、スターター・コネクター部分が目視できない状態(らしい)。
こうなったらサージタンクステーを外して…などと気を奮い立たせているとXG氏到着。
LED照明付き伸縮式点検鏡角型を手に、スルスルと車の下へ潜り込んだかと思ったら、
しばらくして、「なんとかなるんじゃないすか?」との声が。
じゃぁってんで、XG氏には交換用のスターターでコネクター位置を確認していただき
点検鏡に写った車体側の絵面と、脳内でイメージ合成していただく。
そうして彼は再び車両の下へ。
しばらくして、「とれたっ!」」の声が。車体側からの配線が外れました!
ってことはよ、なんとしても再接続を成功させないと、エンジンかかんないわけよ!
(この時点で、別の意味で追い込まれたオーナーの心中は、実は穏やかではない。)
XG氏は怯む様子もなく、スペシャルワイヤーを手に再び車下の人に。
が、今度はいささか事情が違う。時間は経過し、地上1m付近では、どうやっても正常に
信号を発してくれないスロポジセンサーとの格闘も続く。
その重苦しい沈黙が、XG氏の一言で破られた。 「駄目だ。(カプラー)はまらないです。」
さあ、どうなるっ! この危機的状況を克服し、エンジンは再び雄叫びをあげるのかっ!?
次号、「海兵隊のモットーは臨機応変」で又会おう!(爆)
Posted at 2016/11/08 11:28:37 | |
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