2008年11月12日
ほんとにあった ?な話 第4話 ⑩
そして彼女が来る日が近づいてきた。
また楽しい日々が続き何事もなく一緒の生活を過ごした。
彼女が帰りまたいつもの生活。
こんな生活がいつまで続くんだろう?
季節も春になり自分は勤務先が変わる。
俗に言う転勤だ。
転勤といえば不安がつきまとう。
新しい店で上手くできるだろうか?
そんな話を彼女に話したら
彼女「ダーリンだったら大丈夫だよ」
なんの根拠もないが彼女からそう言われるとなんだか大丈夫な気がしてきた。
新しい勤務先での生活が始まった頃に彼女はまたこちらへ来るとの事。
今回は勤務先近くの駅で待ち合わせをした。
家を借りてからは彼女が自分で自分の家に向かう事が多かった。
今回は久々に一緒に行く事になった。
新しい店のスタッフにも自分が遠距離している話しをしていた。
仕事が終わったらすぐに会える。
スタッフは自分の浮かれた顔を見て楽しみなんだとよくわかったらしい。
仕事も無事に終わり駅まで迎えに行った。
彼女が降りてきた。
何度見ても・・・いい女だなぁ。
この人が自分の彼女なんだよな。
毎回会うたびに思う。
家へ向かっていたら
彼女「ここからどの位でつくのぉ?」
きー坊「1時間はかからない位かな」
彼女「通うの大変だね」
そう、ここに通うのは以前よりも時間がかかる。
つまり彼女といる時間が少し短くなるのだ。
朝は出るのが早くて帰りは遅い。
そこだけ考えれば嫌な勤務先だ。
雪もほとんど無く彼女がこちらへ来た時期の中では一番暖かい。
家でも二人でいれば暖房いらず。
また二人で楽しい数週間の生活をしていた。
彼女が帰る頃に
彼女「次はいつ来れるかなぁ?」
こんな事をもらした。
彼女は翌月辺りから仕事の準備が始まるので見当がつかないと言った。
でも自分の中ではそんな事を言ってもまたすぐに会えると思っていた。
今までがそうだったから。
彼女が帰りまた普段の生活に。
また電話と一緒にゲームをする日々。
でも・・・
そのリズムがだんだんと狂いだしてきた。
次回へ続く
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Posted at
2008/11/12 16:24:19
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