
フランツ・ベッケンばぅアー
Franz BECKENBAUER
国籍 ドイツ
生年月日 1945年9月11日
出身地 ミュンヘン
ポジション LIB・LSB・DMF
身長 181cm
体重 75kg
代表初出場 1965年9月26日 対スウェーデン戦
代表記録 103試合14得点(キャプテンとして50試合出場)
W杯出場 1966年 6試合4得点
1970年 5試合1得点
1974年 7試合0得点
3大会出場 18試合5得点
ブンデスリーガ記録 通算記録
424試合47得点
シーズン最多得点
6得点 バイエルンミュンヘン(69-70,71-72,72-73)
主な獲得タイトル
1972年 欧州選手権優勝
1974年 ワールドカップ優勝
1966-1967 UEFAカップウィナーズカップ優勝
1974-1975 UEFAチャンピオンズカップ優勝
1975-1976 UEFAチャンピオンズカップ優勝
1976年 インターコンチネンタルカップ優勝
1972年 欧州年間最優秀選手(フランスフットボール誌)
1976年 欧州年間最優秀選手(フランスフットボール誌)
所属クラブ
1954-1958 SCミュンヘン06
1958-1977 バイエルンミュンヘン
1977-1980 コスモス(アメリカ)
1980-1982 ハンブルガーSV
1983 コスモス(アメリカ)
イタリア語で「自由の人」という意味を持つポジションを
生み出したのが彼だ。特定のマークを持たずフィールドを自由に動き回る
リベロを完璧なまでにこなし、世界最高レベルのディフェンス能力を持ち
ながらパスセンスにも優れオフェンス能力においても素晴らしいものを持
っていた。チャンスと見れば的確な攻撃参加をし味方に効果的なボールを
送りチームのゴールを何度も演出した。統率力にも優れドイツ代表、バイ
エルンミュンヘンのキャプテンとして鋼の精神力でチームをまとめ上げた
1970年代を代表するスタープレイヤーである。
クラブ
当時彼は1860ミュンヘンの下部組織に在籍していたが、1958年
ミュンヘンもうひとつのクラブであるバイエルンミュンヘンのユースへ
移った。1963年にブンデスリーガが発足し1つの街に1つのクラブ
ということで、当時は今のような強豪ではなかったバイエルンミュンヘン
は市から選ばれず1860ミュンヘンが選ばれた。市から選ばれなかった
バイエルンミュンヘンは2部リーグからのスタートとなった。しかし当時
トップチームを指揮していたチック・チャイコフスキーによってトップチ
ムに引き上げられるとすぐに彼はチームの中心選手として活躍し1部昇格
を果たした。その後4度のリーグ優勝、4度のカップ戦優勝、チャンピオ
ンズカップ3連覇という輝かしい栄光をバイエルンミュンヘンにもたらし
た。そして1977年彼は母国を離れアメリカのコスモスに移籍した。
ここでブラジルの英雄ペレと一緒にプレーする機会が1年間あった。
ペレがコスモスを去ったあと1980年までコスモスでプレーした。
その後1度母国のクラブへ復帰したあと再びコスモスで1年間過ごし
現役生活に終わりを告げた。
クラブ
過去3回のW杯に彼は出場した。最初のW杯は彼が弱冠21歳のときに
やってきた。若いながらレギュラーとして攻守ともに活躍し4ゴールを
記録した。その中でも準決勝ソ連戦で見せたミドルシュートは圧巻だっ
た。今では伝説となった当時最高のGKレフ・ヤシンが守るゴールマウ
スへ20メートル超のシュートを決めたのだ。この大会で決勝まで進んだ
西ドイツ代表は開催国イングランドと対戦することになった。ボビー・
チャールトンのマークを命じられたベッケンバウアーは見事チャールト
ンを封じ込めた。この試合イングランド代表に敗れたものの、確かな働き
を見せたベッケンバウアーは世界的にも注目される選手となった。そして
3回目のW杯にて彼はW杯優勝を果たす。この大会当時サッカー界に革命を
起こしトータルフットボールで世界を驚愕させたオランダと決勝戦で対戦し
た。フィールド上でチームを指揮しフォクツにクライフのマークを命じた
ベッケンバウアーはトータルフットボールを抑え優勝した。この年代表で
W杯、クラブでチャンピオンズカップを制したがクライフにバロンドールの
座を奪われた彼は「わたしはこれ以上何をすればいいのか」と嘆いた。しか
し彼は2度のバロンドールに輝いている。
監督としても彼は成功している。西ドイツ代表監督は代々コーチからの昇格
で務めるのが習慣だったがベッケンバウアーはコーチ経験をせず監督となっ
た初めての監督だった。見事にW杯を監督として代表を優勝に導き、選手、
監督の両方でW杯を制した。マリオ・ザガロ以来の快挙だった。その後は
バイエルンミュンヘンの会長に就任するなどした。現在も2006年W杯
に向け多忙な日々を過ごしている。