
無事に予約が完了すれば後は当日を迎えるだけです。
商船三井フェリーの場合、当日は出航時間の90分前を目安にフェリーターミナルで乗船手続きを済ませますが、この際に“乗船名簿”の記入が必要になってきますのでロビー内の記入所で記入を済ませてから窓口へ行きましょう。
ハイシーズンは窓口も込み合い、せっかく並んでも乗船名簿記入してから並び直さなければならない事になり二度手間です。
ちなみにインターネット予約した場合は乗船票を2部印刷して行くと乗船名簿の記入が省略できます。
商船三井フェリーの場合、乗船手続きは近代稀に見るアナログな方法で職員のもたつきにイラッ!っとする事もありますが、楽しい旅のスタートですから北海道のような大きな心で待ちましょう!www
ちなみに津軽海峡フェリーはハイテクで、乗船手続きがドライブスルーです。
インターネット予約後に出力した乗船票に二次元バーコードが付いていて、埠頭駐車場にあるゲートでバーコードを読み取らせるだけで手続き終了です。
商船三井も見習ってほしいものです。
乗船手続きを済ませた後は乗船開始の案内があるまで待ちとなります。
乗船の誘導は順序が決まっている訳ではなく、乗船待ちの車列の出来具合や、先頭車両のドライバーが車内に待機しているかどうかで変わってきます。
逆に言うと、車内で待機していないと同じ列に並んでいる人の迷惑になるので退屈でも車内で待機していた方がBESTです。
また、明らかなローダウン車は乗船の案内が遅れたり、極端な話乗船できなかったりするので注意が必要です。
車両での乗船は基本的にドライバーのみで同乗者は徒歩での乗船となります。
(津軽海峡フェリーは同乗乗船OKでした。)
乗船の案内があったら同乗者はターミナル徒歩乗船口から人道橋タラップから乗船することになります。
乗船後、船が出港すると車を止めている車両甲板には立ち入りできなくなるので船内で必要なものは事前に旅行の手荷物とは別に小分けにして持ち込むと便利です。
この時の手荷物は予約している船室のグレードによって若干変わってきます。
エコノミールームは大広間に大勢の人が雑魚寝状態となるのでプライバシー空間がありません。テレビも1部屋に1~2台で、たまたまテレビの近くのスペースであればテレビを見ることも可能ですが、そうじゃない場合は本やゲーム機、iPodなど船旅を快適にするグッズが有るか無いかで快適さが大きく変わります。
また、空調も個人の好みに調節する事が出来ないので暑がりな人、寒がりな人はそれなりの準備が必要です。
カジュアルルームは列車で言う寝台車両のようなベットがプライベート空間として保たれます。夕方便の船室は二段ベットで頭上空間に制限がありますが、深夜便は1段でその点快適です。
その他、各スペースにコンセントがあるのでPCやポータブルDVDプレイヤーなど電源を必要とするグッズも利用可能となります。
スタンダードルーム、デラックスルーム、スイートルームは完全なるカギ付きの個室でスタンダードルームには備品として、浴衣、フェイスタオル、スリッパ、ポット、茶器セット、アメニティセット(歯ブラシ、石鹸)の用意があり、設備として洗面台、DVD&ビデオ付きTV、テーブル、椅子、ロッカーが備え付けなれています。
デラックスルームにはその他にユニットバス、トイレ、冷蔵庫の備え付けがあり、ビジネスホテルの一室並みの快適さです。
スイートルームは利用した事がないので良く分かりませんが、ウェブページの情報によるとデラックスルームにスイートルーム用のレストランチケットが付いていて、部屋も広く、備品も若干良い物が用意されているようです。
個人的な感想ですが、デラックスルームがベストチョイスかと思います。
いつもは乗船前にターミナル近所のスーパーやコンビニで食料や飲み物を買い込んで持ち込み、殆ど部屋から出ない事が多いです。(汗)
初めの頃は甲板に出て景色を楽しんだり、船内を散策したり、レストランでの食事を楽しんだりしたものですが、最近は旅慣れたというか?飽きたというか?所詮国内カーフェリーで、優雅な船旅とは程遠く、船内至る所のフリースペースにエコノミールームから溢れ出た人たちが陣取っていてそれ程快適を保てる余裕はないですね。
唯一の楽しみは青森沖を過ぎて北海道が近くなってくるとイルカの群れのお出迎えがある事です。
甲板から海面まで距離があり至近で見る訳にはいかないけど、船を取り囲んでジャンプしながら並走するイルカは愛らしいですね!
Posted at 2009/08/22 17:12:00 | |
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New Atenza | 日記