６０なってもＳ２０００のブログ一覧

組んだばかりのＦＬＡＧ－Ｓ。
まだ１つトラブルを解消していない状況ですが、通勤には関係しないので
その乗り味を確かめてみました。

当然、慣らしの段階で、まだ少し硬い状態のインプレですが
２０段設定の減衰力を、街乗り用２０段（最弱）セッティングにしています。
この状態で、すでに純正ＴＹＰＥ－Ｓのサスの硬さと同じ感触でしたね。

これから慣らしが進むにつれて、もっとしなやかに、滑らかになります。
そうすると、かなり街乗りに適した味になると思われます。

スプリングは、Ｆ：５．５ｋｇ/ｍｍ、Ｒ：６．５ｋｇ/ｍｍですので
ＴＹＰＥ－Ｓ純正のＦ：７.００ｋｇ/ｍｍ、６．２０ｋｇ/ｍｍと比べると
フロントはかなり軟らかくなっており、リアは少しだけ硬くなっている状態ですが
特に気になる事はありませんでした。

これに関しては、組み直ししてから全開走行で
さらに確かめてみる必要がありますね。


ＦＬＡＧ－Ｓの推奨減衰力は、１６段です。
つまり、最弱の２０段から、遠く離れては無いですね。
セッティングで、さらに減衰力を高められる設定になってます。

ハードなサーキット走行でもなければ、
待ち乗り・通勤・峠・ミニサーキットの範疇は、これ位のスプリング・レートで
十分だと感じました。
これが乗り心地を確保しながら、しなやかに粘る・よく動くサスという
ＯＨＬＩＮＳの最高峰ＦＬＡＧ－Ｓが狙ったベストポジなのかなと感じます。
なんせ、純正アッパー仕様で、開発まで純正アッパーを使っている位ですから。

私的には、インターナショナル・サーキットでも十分に使えると思います。
後は、ドライバーが何とかすれば良いのです。
絶対的な速さを求めるのではなく、
スポーツドライビングとドライビング・プレジャーに尽きます。
雨の日のセッティング変更や、走りのステージによる変更も
ＯＨＬＩＮＳの減衰力設定の調整幅の大きさ１つで対応可能と言うのも
魅力ですし、そんなに変更点が多くても、セッティングに時間を掛けていては
楽しむ時間に使えない。峠では特に、それが顕著になります。


また、詳しくは走り込んでからしたいと思います。