６０なってもＳ２０００のブログ一覧

足回りは、車高を含めてアライメントなど、すでに確定しています。
残っているのは、今後のタイヤの選定だけです。

前は、市販ＢＳ　ＲＥ０５０Ａで十分に楽しめました。
Ｓ００１は、ＸＬ構造で重い為に、選定外。
今回は、値段と性能を考慮した結果、ＨＯＮＤＡ純正ＯＥＭ　ＢＳ　ＲＥ０５０となり、
今後は、ＸＬ構造でない、バランスの良いタイヤを選択していくつもりです。
プレミアムスポーティータイヤは、ＸＬ構造が当然の時代ですので、
ハイグリップスポーツタイヤのＢＳ　ＲＥ１１も視野に入れるべきだと考えます。
ウェットグリップと乗り心地を少し犠牲にします。その分、ドライグリップが上がりますが・・・。



そんな所から、始まったＳ２の新旧タイヤ乗り比べ案を発案しました。
初日の早朝、交換前の市販ＲＥ０５０Ａを乗ってみて、その後、タイヤを交換して、
次の日の早朝、同じところをＯＥＭタイヤで走ってみて性能の乗り比べをしようとしました。
走るのは早朝なので、２日間連続で、早朝を使って乗り比べるプランです。
泊まるホテルは、走行場所に程よく近い所を選びました。


まず友人を迎えに行って、出掛ける前に、少し心配だったブレーキパッドの残量を
２人で確認しました。Ｓ２はフロントよりもリアの減りが顕著です。多分、ＶＳＡ付きのは、
その機能の中にＬＳＤ効果というのがあって、それにより浮いた車輪側をＶＳＡがブレーキを
自動的に掛けてロックします。そうすると、デフのヘリカルＬＳＤの効果がより発揮されて、
車体が前に進むようになります。
つまりリアでは、ブレーキング操作とは別に、ＶＳＡが介入しますので、より減る訳です。

一番減っていたのは、右リアのパッド、残り２.５ｍｍ。
とりあえず、さすがに旧ＲＥ０５０Ａの走りで無くなる事は無いだろうという判断。
新ＯＥＭタイヤの時には、新品パッドにする方針で決まりました。
新品パッドとそれをするＴＯＯＬは持参をしていました。友人の家に走りに必要のない荷物や
ＴＯＯＬは置いて貰いました。



Ｓ２で全開ドライブ、夜間は鹿が怖いので、早朝の夜明けと共にです。
友人のドライブでスタート

最初の方は良かった。いつも通り最高。ＦＬＡＧ－Ｓも経たりが少ないから、
減衰力の劣化も無い。良い感じ。

少ししたら、ブレーキがスポンジーになって来たのです。
おかしいな・・・一週間前にブレーキフルード全交換したはずなのに。

ブレーキに踏力を増やさないと、同じ減速が出来ない。


焼ける匂い・・・ブレーキがフェードを起こしている。
異音もして来た・・・ガーガーギーギー。
べダルにも違和感が・・・振動のようなキックバック。



原因は、まだ２.５ｍｍあった右リアのブレーキが無くなっていて、ベースプレート（地金）に
なっていた。

早期の段階で、相当、削れてしまったのか、それで熱が伝わってベーパーロックに似たような
感触となり、スポンジーになったようです。弱いベーパーロックのようで、また踏力を増やせば
ブレーキは効いたみたいです。でも熱がかなり上がっていて、すぐにパッドがフェードを起こした。
磨材が無くなってからは、電車のような直の金属のブレーキとなり、異音がし始めた。
ローターを削りまくったけど、その製で、まともな面とサビの部分とが、露になって
当たりが綺麗にならずに、さらには右と左、外と内とで、バラバラになり、それが振動に
なって、ペダルにキックバックしていた・・・。そんな所か（予想）。



結局、全開ドライブの感触も完璧には、得られず。
これ以上、走れないので、タイヤ交換に向かいます（タイヤ館）。ＨＯＮＤＡでも作業を
予定していて、追加で、ローターも注文しましたが、パーツ入手は、次の日になってしまいました。
仕方が無いので、用意してもらっていた代車（インサイト・ハイブリッド　ＣＶＴ）を使って、
ホテルに向いました。Ｓ２は、そのままＨＯＮＤＡでお留守番。


Ｓ２で乗り比べプランが、潰れてしまい何のためにホテルを用意したのか、意味が無くなり、
友人と久しぶりに会って、積もる話も沢山ありまして、有意義ではありましたが・・・。

やっぱり折角だから、元気だったら、代車で早朝走りしちゃいますかね。となりました。

普段から、Ｓ２に乗ったあげれてません。
通勤に使わなくなったからです。

買い物はたまに。
ほとんど趣味の走りにしか使いません。
あまりに乗らずにサボっていたら・・・


４年・３万キロで、ブレーキ・ローターの交換になってしまいました。


理由は錆びです。表面だけでなく、内部にまで錆が進行して腐食していました。
内部の錆びは硬く、ブレーキパッドをヤスリで削るような状態で、すぐにパッドが
なくなっていました。錆びのある外側のパッドは地金近くまで無くなっているのに
内側のパッドは、ほとんど無くなっていない状態でした。勿体無い。


サビの原因は、潮風です。右前方から吹きさらされた塩気は、右前のローターを最もひどく
腐食させてます。右後も次に酷く、左側は、それなりに進行していました。
写真は、右前のものです。


ただ、他の車両も同じ条件なのに、私のＳ２が最も酷い。
確かに今、用事が無ければ乗っていません。
乗る頻度も多少は影響しているとはいえ、どうもローターの材質も要因ではあると思われます。


何か対策を練らねばなりません。
潮風の方向でかなりの影響差が出る事から、同じ駐車場でも風向きを考慮して
当たり難い箇所に変更するというのが最も楽ではあります。
駐車場を変えるというのも手ですね。

通常の置き方だと右ばかりやられるので、前置き・後置きを交互にして、左右を均等に
腐食させて、延命措置を取りつつ、スプレーのコーティングで、風上のローターを駐車後に
毎回、処置する。その場合、ピストンのゴムに害の無いものを選択する。
そんな都合の良い物があるのかなぁ・・・。


他にもいろいろとありますが、タイヤにだけカバーをかけるとか・・・う～む、面倒です。
車体カバーは、もっと面倒だし、しかも弊害があります。風のバタバタでＢＯＤＹが痛みます。



ローターなんて１０年は持つもんでしょう。早過ぎる交換でした。


結論、潮風で錆びるのは仕方ない。車に乗る頻度を上げる。
ブレーキ・ディスクは錆びていたら、進行する前に表面の錆びで済んでいる間に、
ブレーキを使って削り取る事ですね。