
中国が国をあげて電気自動車の開発・生産に力を入れます。
中国は、今の国内自動車産業の生産や技術のほとんどを国際的な海外自動車企業に依存していることに不満のようです。今や中国の自動車生産は1000万台になり、市場はますます拡大するというのに、自国の技術開発力が弱く、部品の自給率も低い。
内燃機関は勝ち目がない、だったら、電気自動車でいこうと決めたようです。
電気自動車は構造が簡単、量産すればコストも安く作れる。
部品は、特に電子部品は、、、そうそう、台湾にあるじゃないですか。今や世界のIT機器の生産拠点となった台湾、ほとんど揃うじゃないですか。
無いものだけ、どこかで部品を調達すればいい。
そんなわけで、中国は台湾と一体になって電気自動車に本気になったのです。
来年早々から、中国発の電気自動車のニュースが増えてくるはずです。
2013年までに米国は50万台の中国製電気自動車を買うらしいです・・・政治的な理由で。
電気自動車の普及のネックは充電スタンドの設置といったインフラの整備です。
中国は、、、簡単です、上の方から号令かければ明日には街中に充電スタンドができていますから。
CO
2排出で風当たりが強くなった中国にとっては、電気自動車でエコしてますって言えますし。
ハイブリッドで一人勝ちしている日本ですが、大量生産、低コストで中国が電気自動車を市場に出してきたら、勝ち目はあるのでしょうか。
アメリカのビッグ3がメイド・イン・ジャパンにギブアップしたみたいに、今度は日本のメーカーがメイド・イン・チャイナにギブアップしないことを祈ります。
Posted at 2009/11/20 22:14:59 | |
トラックバック(0) |
電気自動車 | クルマ