その3 アルト ターボRSがやって来た(^^)

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ターボRSの搭載ミッションは、5速AGSオンリー。

何かと言われるAGS。

けんけんガクガク

あーだ、こーだぁー、、



AGSとは、オート・ギヤ・シフト。

エンジンルームにあるミッションは、5速マニュアルミッション。

足元はアクセルとブレーキの2ペダル。

そして、手元は左右のパドルとインパネ・シフトノブ。

自動変速させて、オートマ車のように乗ることもできるし、

パドルシフトして、マニュアル車のように乗ることもできます。



AGS。

オートマ派(CVT含む)からは、通常のオートマチックミッションと比べられ、

マニュアル派からは、通常のマニュアルミッションと比べられ、

結果、、ダメ出しされている気がします。

従来のミッションと比較されての、、ダメ出し ^^;




そんな中、(マニュアルミッションもオートマも良く知りながら)「これはコレで面白いじゃん♪」と楽しんでいる人もいます。

どういう人たちかというと、比較してないでAGSで出来る走りを探る人。




僕も最初は比較してダメ出ししました。

でも、瞬時にアタマを切り替えて、何ごとも楽しむようにするのは得意 (^^)

切り替えがマッハ。



そうそう (^^)

あれと一緒だと思いました。

『携帯電話』


長年、ガラケーを使っていた人が初めてスマホを触ると、、

「スゴい違和感」

「使いづらい」

「ワケ分かんない」


今はもう多くの人がスマホデビューして、スマホがすっかり広まったので、“初めてのスマホ・ショック”の笑い話を聞く機会も減りましたが、前は色々言われてました。

最初にガラケーと比べるから、スマホが持っている可能性や特性が後ろに回ってしまって、今までと違う操作感に戸惑うばかりになってしまうのだと思います。

比較してないで、「これは電話もできる小さなコンピューターだ」と思って接すると、とたんに面白い機械になる。

そーすると、、

スマホの操作に慣れる頃には、スマホで出来ることを積極的に楽しんでいたり(^^)

それと似ている気がします。



人の家の階段は登りづらいのです。

いつもと違うから。


キッチンのシンクの高さが3cm違っただけで、腰が痛くなったりするのです。

いつもと違うから。


慣れ親しんだモノと違う。

それがAGS.の最初の評価につながっているような気がします。




うるとらスムーズなCVTやよく出来たオートマミッションと比べたら、トルク変動を感じるAGSの自動変速は、違和感ｱﾘｱﾘだと思います。

そして、5感と自分の手足をぜんぶ使ってクルマを操るマニュアルミッションの気持ち良さと比べたら、パドルシフトを持ってしても、AGSの操作感は違和感ｱﾘｱﾘだと思います。

マニュアルミッションの気持ち良さ、、そこに一つのポイントがある気がします。



僕は内燃機(エンジン)やデフを発明した人をスゴいと思っています。

心から尊敬しちゃいます。

でも、その内燃機やデフ、ステアリングギヤボックスを考えて実用化した人よりも、マニュアルミッションを考えた人のことを一番に尊敬しています。

スゴいですよ、あの仕組み。

噛み合っていたギヤから次のギヤへシンクロさせながらスムーズに変速させてみせるマニュアルミッション。



自分でクラッチを切り、ギヤをシフトして、回転を合わせてクラッチをまた繋ぐ、、

このマニュアルミッションを使ってクルマを操る気持ち良さは他のモノには代えがたいのだと思います。

クルマとの完全な一体感。


オーケストラと一緒です。

まったく違うモノ同士が、計算されたかのように調和されて一つになります。


パスが気持よくつながってゴールに結びつくサッカーのワンシーンと一緒です。


自分自身と愛車と道と風景と時間が気持ちよく調和されるようなマニュアルミッションの気持ち良さは、とても高いところで完成されているのだと思います。

比較すると変速にかかる時間がどうのこうのではなくて、感覚的にすでに完成されている。

マニュアルミッションは素晴らしい。

現代最先端の技術を持ってしても、これにかなうモノはないのだと思います。


だから、そのマニュアルミッションと比べても仕方ないというか、意味がないというか、何も見つからないというか、、

何かと比べるんじゃなくて、逆にAGSが持っている世界を探る方が楽しみ方として正解だと思います。


みかん号のミッションが替えられるとしても、CVTやAGSを選ぶことはありません。

でも、みかん号とは別のもう一台の楽しみ方として、「AGSはあり♪」だと今は思っています。


エブリイバンやアルトFタイプのAGSに僕は最初ダメ出ししました。

でも、どM心に火がつき、AGSアルトを導入。

イジり隊の足に積極的に使いました。

AGSの良いところが分かってきました。

そして、「マニュアルが出るまで乗らん！」と言っていたターボRSを契約。

今はワクワクして乗っています(^^)v



2015年6月23日現在の僕。

AGSエブリイを選ぶことはありません。

マニュアルかオートマで乗ります。


アルトバンのAGSも選びません。

アルトFタイプのAGSは個人的にはありですが、会社的に使うならCVTモデルを選択します。

ターボRSは積極的にあり♪デス。

(みかん号があるからですが)







ターボRS。

AGSの走り方が分かってくると速いですね、これ♪

ダァーと走って行って、ブレーキング＆シフトダウン。

AGSはブリッピングしながら、僕が選択したギヤにシフトしてくれます。

いいヤツだ。

(もうちょっと強めにブリッピングしてくれるといいのですが)


ブレーキが上手だと、ターボRSは速く走らせれます。

しっかりブレーキングで、チョンチョン。


パドルシフトに気をとられ、ブレーキが踏めてないと、AGSは活かせません。

シフトダウンをまるでブレーキ代わりに使っている人を見かけます。




分かってくると、AGSの良さも見えてきます。

高校サッカーの監督みたいです。

「足りないところもあるけれど、こいつの良いところを活かしてみたい」

(^^)



明日はイトちゃんを乗せて福島に行って来ます。

はなもぐさんと大将が待ってくれています。

ターボRS、初めての遠出デス(^^)v