部品交換 - よく観察しましょう(^^)/

.


イトちゃんとビートを仕上げながら、ある事をふと思い出して、イトちゃんに訊く。


「部品を交換するときに、ハズした部品とこれから装着する部品を見比べたりする？」




イトちゃんは基本的にどんな部品でも、新旧部品を観察してから交換するそうである。


適合表で確認したオイルエレメントでも見比べてから交換しているとな。


「適合表を信用してないっす」と、イトちゃん。


ほー！


エラいっ！！








知り合いの整備工場で大きな間違いを実際にしたことを聞いて、実はイトちゃんに↑質問しました。


写真を見てください。


2本のスパークプラグの写真です。











写真だと分かりづらいのですが、左側のプラグは昔の(例えばカプチーノの)プラグと比べると細いです。


なぜに細いのかというと、、


話が長くなるので端折ります(^^)



右側のプラグは左のプラグの進化形です。


細いままに長さが伸びています。


なぜに長くするのかと言うと、、


これも話が長くなるので端折ります(^^)(^^)





この2本のプラグは同一車種のマイナーチェンジを境にしてそれぞれ適用されています。


マイナーチェンジ前は左側のプラグで、、


マイナーチェンジ後に右側のプラグ使用に変更されました。


プラグの経は一緒。


つまり、、、


適合するプラグを間違えても、装着出来てしまいます。





もしも、長いプラグをはずして交換するときに、間違って短いプラグを装着してしまったら、、


今の季節ならエンジンはかかると思います。


極寒の季節だと、かなりかかりづらいかもしれません。


かかったとしても、ラフアイドルするかと思います。





でも、今回起きてしまったことは逆なんです。


整備士さんは短い方のプラグをハズして、(思い込みで)他車用に届いていた長い方のプラグをつけてしまった^^;^^;^^;




詳しい方なら、もう想像がつくと思います。


ピストンとプラグは当たってしまいました。



ピストン頭頂部には穴が開き、、


ピストンに叩かれたプラグはヘッドから抜けない状態になりました。



・・・


・・・


エンジン終了。



プラグの種類を(よく確認しないで)間違えただけで、エンジンが終わってしまいました。






ネットで部品を購入してDIYメンテナンスされる方も多いと思います。


でも適合情報が古いこともあるかもしれません。


部品を間違えて発送されることもあるかもしれません。


町の部品屋さんに思い込みで違う部品を渡されるかもしれません。




俺、イジらないもん、、という方もいるかと思いますが、、


薬を飲むとき、、セルフのスタンド、、火気の取扱い、、


なんでも一緒です。


確認は大切です(^^)



思い込みにも注意しなくちゃデス。


(僕だぁ)





PS

近いうちに、あらちゃんから宮城ぶんぶんのお知らせがあると思います♪