
以前からエアコンが効かない、容量不足で冷えきらないと
言っていた 2013 4/7 (日曜日) 仏滅に納車された
ワゴンRスティングレーT・4WD ですが…
ついに完結編を迎えるに至ったと言えるのではないかと?
とりあえず、過去に色々と施工した断熱作業を紹介して、
トドメのネタを最後に発表します。(笑)
まず、ワゴンRスティングレーと言う車ですが基本的には良い車です。
走行性能はイメージ ボディカラーが赤と言う事もあり通常の軽自動車より速いです。(笑)
燃費もカタログデーターと同じ好数値を出す事も可能です。
問題は走行性能や好燃費を出す為のアプローチが滅茶苦茶だと言う事です。
まずは極端な軽量化! フロアーにまともな断熱材など皆無です。
この鉄板そのままのフロアーで真夏日や猛暑日の市内を走行したら…
路面からの照り返しや輻射熱、エンジン、マフラーからの余熱が室内に侵入して
とんでもない事に…
外気計38~40度の時、エアコン全開で温度計で測定したら何と足元で38度もありました!(当時)
真夏にコタツか!と思いました。(-_-;)
そのうえ最新式のエンジンとCVTは低回転での走行が出来るのでコンプレッサーの
回転も上がりません! 市内なら1200回転ほどで走れます。高速で100キロ時 約2400回転
さらにアイドルストップ機能がトドメを刺してくれます。
元々 冷え切らないエアコンなのでエコクールなんて機能もありますが無意味です。
他社は猛暑日対策に「エコ解除ボタン」なるものが付いていて回転数を上げてエアコンを
効くようにする機能があるようです。
スズキはマニュアル走行をして回転数を上げて走って下さいと言ってましたが
そんな事をしても結局、断熱不足でエアコンは効きませんでした。
ここからが戦いでした。
まず最初にやったのがエアコンの配管をエンジンの余熱から遮断して効率を上げる事でした。
それと添加剤
これで少しエアコンの効きが良くなりましたが、真夏日には物足らず
後日 エアコン配管の断熱作業を追加しました。
さらに太陽光(熱線)を遮断する為にフィルム施工
これも、まあまあの効果を得ましたが足元からの熱波の解決にはならず…
高額ではありましたがレース用の断熱材をフロアーに施工しました。
マフラーからの余熱も嫌ってマフラーにも断熱材を巻きました。
これは排気効率を上げる効果もあって、僅かですが加速が良くなりました。
ここまで頑張るとかなりの効果が表れて そこそこ快適でしたが、日差しが強い日に
ドアが天井より熱い事に気が付きました。(-_-;)
エアコンの効きを完璧まで良くするにはドアも断熱材施工で外気からの熱を遮断する事に…
ドアの内装を外して内側に断熱材を貼り付けました。
↑
施工した写真を紛失したので内装の写真だけネットからの拾い物で紹介します。
この内側に、フロアーにも使用した、このシートタイプの断熱材をドア5枚に施工。
フロアーからドアまで断熱施工したことで、ヒートアイランドワゴンRが
アイスランドワゴンRと、全くの別物に生まれ変わりました。(*^^)v
根本的にエアコンの容量が低い最近のエコカーを生まれ変わらせる事に成功しました。
外気温度が36度の時にエアコンを全開にしなくても室温24度まで下げれるようになりました。
古い車でエアコンの効きが甘い車やエコカーでエアコンが効かない車
お金は掛かりますが、どうにもならない事はありません。
僕は手っ取り早く結果を出したかったのでレース用の高価な断熱材を使用してしまいましたが
建築資材用などを上手に使用すれば安価に断熱施工する事も可能だと思います。
エアコン自体が故障で無いのに効きが甘くて困っている方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでくれた皆さん ありがとうございました。 <(_ _)>
では、(@^^)/~~~
※追記※
スズキのハスラーは御存知だと思いますが、シャーシもエンジンもワゴンRなんです。
外装と言うかボディーを載せ換えて車高を上げただけのラジコンカーの様な車なんですが…
今日 調べてみたらエアコンが改良されていて 燃費優先/標準/快適優先の
3つのモードを選択出来るようになっていました。
ディーラーからは以前に販売した車に対してのプログラムの対応も考えて欲しいとの
意見は上げてあるそうですが何の返答も得られていない様子でした。
我が家のワゴンRは見事に人柱になったようです。(-_-;)
※警告※
軽自動車やエコカーを購入される時は必ず事前に真夏日、もしくは猛暑日に試乗して下さい。
販売店のセールストークに引っ掛かっては駄目です。
必ず御自分で体験して納得の上で購入して下さい。
これは人柱になった僕から皆さんへの警告です。
知人、近親者の方が車を購入される時にはアドバイスしてあげて下さい。
もしかしたらハスラーも猛暑日には冷え切らないかもしれません。