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イイね!
2014年07月05日

ワゴンRの脆弱エアコン・猛暑日対策完成。

ワゴンRの脆弱エアコン・猛暑日対策完成。 以前からエアコンが効かない、容量不足で冷えきらないと
言っていた 2013 4/7 (日曜日) 仏滅に納車された 
ワゴンRスティングレーT・4WD ですが…

ついに完結編を迎えるに至ったと言えるのではないかと?

とりあえず、過去に色々と施工した断熱作業を紹介して、
トドメのネタを最後に発表します。(笑)





まず、ワゴンRスティングレーと言う車ですが基本的には良い車です。

走行性能はイメージ ボディカラーが赤と言う事もあり通常の軽自動車より速いです。(笑)

燃費もカタログデーターと同じ好数値を出す事も可能です。

問題は走行性能や好燃費を出す為のアプローチが滅茶苦茶だと言う事です。

まずは極端な軽量化! フロアーにまともな断熱材など皆無です。



この鉄板そのままのフロアーで真夏日や猛暑日の市内を走行したら…

路面からの照り返しや輻射熱、エンジン、マフラーからの余熱が室内に侵入して
とんでもない事に… 

外気計38~40度の時、エアコン全開で温度計で測定したら何と足元で38度もありました!(当時) 
真夏にコタツか!と思いました。(-_-;)

そのうえ最新式のエンジンとCVTは低回転での走行が出来るのでコンプレッサーの
回転も上がりません! 市内なら1200回転ほどで走れます。高速で100キロ時 約2400回転

さらにアイドルストップ機能がトドメを刺してくれます。

元々 冷え切らないエアコンなのでエコクールなんて機能もありますが無意味です。

他社は猛暑日対策に「エコ解除ボタン」なるものが付いていて回転数を上げてエアコンを
効くようにする機能があるようです。

スズキはマニュアル走行をして回転数を上げて走って下さいと言ってましたが
そんな事をしても結局、断熱不足でエアコンは効きませんでした。


ここからが戦いでした。

まず最初にやったのがエアコンの配管をエンジンの余熱から遮断して効率を上げる事でした。





それと添加剤


これで少しエアコンの効きが良くなりましたが、真夏日には物足らず
後日 エアコン配管の断熱作業を追加しました。






さらに太陽光(熱線)を遮断する為にフィルム施工


これも、まあまあの効果を得ましたが足元からの熱波の解決にはならず…


高額ではありましたがレース用の断熱材をフロアーに施工しました。











マフラーからの余熱も嫌ってマフラーにも断熱材を巻きました。





これは排気効率を上げる効果もあって、僅かですが加速が良くなりました。


ここまで頑張るとかなりの効果が表れて そこそこ快適でしたが、日差しが強い日に
ドアが天井より熱い事に気が付きました。(-_-;)

エアコンの効きを完璧まで良くするにはドアも断熱材施工で外気からの熱を遮断する事に…

ドアの内装を外して内側に断熱材を貼り付けました。




施工した写真を紛失したので内装の写真だけネットからの拾い物で紹介します。

この内側に、フロアーにも使用した、このシートタイプの断熱材をドア5枚に施工。


フロアーからドアまで断熱施工したことで、ヒートアイランドワゴンRが
アイスランドワゴンRと、全くの別物に生まれ変わりました。(*^^)v

根本的にエアコンの容量が低い最近のエコカーを生まれ変わらせる事に成功しました。

外気温度が36度の時にエアコンを全開にしなくても室温24度まで下げれるようになりました。

古い車でエアコンの効きが甘い車やエコカーでエアコンが効かない車
お金は掛かりますが、どうにもならない事はありません。

僕は手っ取り早く結果を出したかったのでレース用の高価な断熱材を使用してしまいましたが
建築資材用などを上手に使用すれば安価に断熱施工する事も可能だと思います。

エアコン自体が故障で無いのに効きが甘くて困っている方の参考になれば幸いです。


最後まで読んでくれた皆さん ありがとうございました。 <(_ _)>

では、(@^^)/~~~

※追記※

スズキのハスラーは御存知だと思いますが、シャーシもエンジンもワゴンRなんです。
外装と言うかボディーを載せ換えて車高を上げただけのラジコンカーの様な車なんですが…

今日 調べてみたらエアコンが改良されていて 燃費優先/標準/快適優先の
3つのモードを選択出来るようになっていました。

ディーラーからは以前に販売した車に対してのプログラムの対応も考えて欲しいとの
意見は上げてあるそうですが何の返答も得られていない様子でした。

我が家のワゴンRは見事に人柱になったようです。(-_-;)

※警告※

軽自動車やエコカーを購入される時は必ず事前に真夏日、もしくは猛暑日に試乗して下さい。
販売店のセールストークに引っ掛かっては駄目です。
必ず御自分で体験して納得の上で購入して下さい。

これは人柱になった僕から皆さんへの警告です。
知人、近親者の方が車を購入される時にはアドバイスしてあげて下さい。

もしかしたらハスラーも猛暑日には冷え切らないかもしれません。

ブログ一覧 | 日記
Posted at 2014/07/05 10:40:02

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この記事へのコメント

2014年7月5日 12:57
まさに
アムロ 「あった、真夏突破の方法が。間に合うのか?断熱シート、耐熱フィールド、全パネル接続」
ですねw

自分もエンジンの上に乗っているようなものだから
やってみようかな?

参考にさせていただきますm(_ _)m
 
コメントへの返答
2014年7月5日 18:46
コメントありがとうございます。

高性能断熱材の威力は
なかなかのもんです。

施工時にシートや内装の取り外しと言う
かなりの手間を要求されますが
やったら やっただけの成果は
得られましょう。

ただし部材の金額は少々します。

頑張って下さい。

ジーク ジオン!
2014年7月5日 13:05
「ワゴンR」 Rというだけに軽量化されているんですね~♬
軽量化は良いですが、鉄板剥き出しのフロアは夏は暑いですね・・・・・汗)

徹底的な断熱処理。 素晴らしいです。


コメントへの返答
2014年7月5日 18:51
コメントありがとうございます。

ワゴンRのRはレーシングと言う
意味なんですかね?(笑)

だったら暑くても我慢したのに。(笑)

フロアには共振防止のメルシート
なるものが数カ所貼ってあるだけで
その上からペラペラの内装カーペットが
被せてあるだけのセコい作りでした。

断熱材を施工しまくったら吸音効果もあり
静かな車になりました。(^^ゞ

プチ高級車?(笑)
2014年7月5日 15:25
お疲れ様です。さすがですね♪

メーカーでも断熱性を向上させて、それを売りにすれば
良いと思いますがね~( ̄▽ ̄)

最近の住宅でも、断熱性を向上させて冷暖房を効きやすく
してエコロジーなんて宣伝してますよ。


フロアーの運転席下に断熱シート貼っている姿が
貞子に見えます・・・(笑)
コメントへの返答
2014年7月5日 18:57
コメントありがとうございます。

スズキには目先の低燃費と
低生産コストしか頭にないと
思われ…

顧客の快適性を無視して
とにかく売る為のセールストークネタを
作る事に必死と言う感じです。

断熱材を多用すれば部材コストが掛かり
生産に時間が掛かり車重は重くなる。

まず、やらないでしょうね。

貞子は断熱施工を手伝ってくれた
ディラーメカ君です。(笑)


スズキ自動車が逃げたので
販売店が断熱施工を手伝うと言う形で
折り合いを付けました。

2014年7月5日 20:48
努力して自己施工した断熱材に包まれた室内・・・・
きっちり効果が出てホント良かったですね。
しかし、そもそもこれはスズキがヤルべきこと!
いや、既に製造段階でヤッテおかなきゃいけなかったこと!!
手抜きもここまでくるとスズキの未来はないな(怒)
ユーザーをバカにしているように思えます(悔)
コメントへの返答
2014年7月5日 21:08
コメントありがとうございます。

エナペタルを最初に作ってしまったのが
失敗でした。(-_-;)

足回りを弄ってなかったら
売り飛ばしていたと思います。

でも、本当に車としては良い車なんです。
エアコンさえ効いてくれれば
何の文句もありません。

スズキ自動車はせっかく良い車を作っても
自ら泥を塗る様な仕上がりと対応

ジムニーみたいな面白い車も
作れる会社なのに残念です。

メーカーは販売店が泥を被りタダ働きして
お客をなだめている現実を
知るべきでしょうね。

自動車メーカーの新車開発の
高温室のテスト風景など
テレビで見た事がありますが
スズキにはそんな施設は
無いんでしょうかね?

知らなかった気が付かなかったでは
済まされないレベルだと思います。(怒)

ちなみに、今度は冷え過ぎて
寒いとディラーにクレームを… (爆)
2014年7月5日 23:21
メーカーはg単位の軽量化に必死で
そんなお陰様で今回の有様なんだけど

PLEさんの断熱祭りの総重量って
きっと微々たるモノだよね。

エアコンの制御にモード追加する経費考えたら
普通に断熱すればイイじゃんね!
コメントへの返答
2014年7月6日 8:53
コメントありがとうございます。

軽量化もコストダウンも消費者にも
利益があることですから
間違った方法でなければ歓迎します。

でも、この車のエアコンと言うか
断熱性はねぇ~ (ーー;)

そう言えば…
試乗会も確か春で、まだ涼しい時期でした。

真夏になるとあまり試乗会の宣伝も
流してない様な…?


結局、メーカーは
部材コスト、重量、生産性を
考えたら断熱材より制御モード追加を
選んだと言う事です。

過去に売った人柱は無視して!(怒)

さて、断熱材の総重量ですが…

フロアー全面にドア5枚なので
5キロくらいは
いっちゃってるかも?(^_^;)

問題は重量よりコストですね。
レース用なので軽くて高性能ですが
高額です。(^_^;)

幾ら使ったか怖くて足し算出来ません。
2014年7月6日 20:46
こんばんは。
私も昔ワゴンR R/Rに乗っていたので
ワゴンRスティングレーは
大好きな車です。

でも、真夏にエアコンが効かないのは
身体に悪いですね!
エアコンが効かないまま運転して
熱中症などになり
意識もうろうとし
事故を起こす危険性もありますから
もう少しそこらへんは
考えないといけない点ですよね!
燃費向上、コスト削減などは
各社競争ですが
運転手や同乗者の健康なども
考えてもらいたいですね!

みんながみんなプレオさんのように
作業できる方ばかりではないのですから!

作業お疲れ様でした!
コメントへの返答
2014年7月6日 21:25
コメントありがとうございます。

ドライバーの快適性を無視した
作りには本当に呆れてしまいました。

実際 熱中症になり掛けてしまい
それが切っ掛けで直す決意をしました。

直せずに陰で泣き寝入りをしている
オーナーがどれほど居るのか?
解りませんが恐ろしい話だと思います。

労いのお言葉 ありがとうございました。
2014年7月10日 21:31
メーカーは常にコストと性能の両立、第1段階は好燃費のために断熱無視して成功。
で、第2段階で断熱も力を入れて…ってなっていけばいいのにねえ。

断熱が良くなるってことは、ジムニーで冬の車中泊も快適ってことですね♪
いずれ…(笑)

コメントへの返答
2014年7月12日 9:35
コメントありがとうございます。

販売台数から考えて
今更部材コストが掛かる改良を
する事は無いでしょうねぇ… (-_-;)

消費者が賢くなって買わない様に
なれば流石に考える程度だと…

ワゴンRと違い、ジムニーのエアコンは
効きが良いので手を加える事は
しないと思います。(笑)

手間と部材コストが半端じゃないです。(^^ゞ

冬の車中泊なら性能の良い寝袋が
一番ではないでしょうか?(笑)

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