
本日 青1型さんと探検ドライブに行ったのですが
出発前に以前から気になっていた
青1型号のクラッチレリーズの油切れを
メンテナンスしました。
この方法は、あくまでも僕の思い付きです。
本来は部品交換するのが本当なんでしょうが
ケチな僕は自力で誤魔化す方法を見つけました。
参考にして頂くのは、構いませんが
結果は良くても悪くても自己責任でお願いします。
では、まず、注油した方が良いであろう症状ですが…
クラッチの切れや繋がりに癖を感じるとか、
クラッチぺダルを踏み込んだ時に異音がしたり 嫌な抵抗感がある場合は、かなり怪しいです。
ペダルのストローク上に滑らかな所とザラザラした所があれば、まずレリーズベアリングの
油切れが原因のスライド不良です。
青1型号は、ペダルが重く、若干の引っ掛かり感と少し異音が出掛けてましたので
完全に怪しい状態でした。
【クラッチワイヤーの経年劣化も考えられますので注油して変化が無ければワイヤーに注油
もしくはワイヤー交換になります。】
それでは、僕が施工した方法を紹介します。
まず作業し易いように台の上に車を登らせました。
これで作業がし易くなります。
台やリフトが無ければ段ボールを敷いて潜りこむ方法もあります。
※ジャッキを使用してアップ状態の作業は危険なので止めて下さい。
必ず下駄になる物やジャッキスタンドを使用して
車体が、もし下がっても身体が下敷きにならない措置をして下さい。
車体の下に潜ってミッションケースを見るとクラッチワイヤーのテンション調整ダイヤルが見えます。
ケースには三角形の樹脂製カバーがあります。
外した樹脂製カバー 爪でハマっているだけの簡単な構造です。
外す時とハメる時に爪を折らない様に注意して下さい。
※あまり頑丈に作られていませんので経年劣化で脱落している事もあるようです。
カバー無しで走行していますと雨水や泥、ホコリ等が浸入しますので定期的に
付いているか?確認した方が良いようです。
カバーを外すとクラッチワイヤーが見えます。
そしたらクラッチの遊びを調整するダイヤルを写真の様に緩めます。
すると簡単にワイヤーが外せます。
この状態になったらワザとワイヤーケーブルをエンジン側に引っ張って
作業の邪魔にならないようにします。
それで中をLEDライトで照らすとベアリングとシャフトが見えるはずです。
この部分は場所が悪く撮影が難しいので諦めましたが写真の黄色い丸辺りが注油ポイントです。
ベアリングの前後とシャフト、出来ればレリーズフォークの支点にも注油したいです。
良いポジションを取って明るいLEDライトがあれば目視出来るはずです。
まずはレリーズフォークを向かって左側に動かします。
するとフォークとベアリングの間に隙間が出来るので、そこに注油します。
フォークが手で動かせる範囲で、動きを確認しながら少しずつ数回に分けて注油するのが肝です。
一度に大量に注油するとクラッチディスクの方へ飛ぶ可能性がありますので注意して下さい。
次にワイヤーをフォークに戻して、助手の青1型さんにクラッチを踏んで貰います。
これでフォークがフルに右側に動くので、そこで注油します。
注油しながら何回かペダルを踏んだり戻したりして貰って油の回りを良くします。
※この作業ですが8型は手で出来ます。
8型のフォークはワイヤを外すと自由に左右に動かせます。
型式でクラッチがプル式とプッシュ式の違いがあるのか?
青1型号が社外品の強化クラッチに変更されていたせいなのかは不明です。
注油が終了したら、クラッチの遊びをキッチリ調整します。
調整ダイヤルを回すだけですから誰でも出来ます。
この作業は一人でも出来ますが、助手に踏みしろを確認して貰いながら調整した方が楽です。
※調整用のネジ溝が泥で汚れていると動きが悪いので緩めたり締めたりする前にCRC等で
キレイにしておく事をお薦めします。
※遊びを嫌うあまりワイヤーのテンションを張り過ぎると半クラッチ状態になりますので
注意して下さい。 僅かで良いので遊びは残しておいた方がいいです。
そして最後に忘れずにカバーをハメて作業終了です。 後は道具のお片付け
今回の作業で使用したのはCRCグリスメイトとCRCプロと言う潤滑剤スプレーです。
これで一年位は調子が良いと思います。
最後まで読んでくれた皆さん ありがとうございました。<(_ _)>
では、また。(@^^)/~~~
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Posted at
2015/05/06 11:50:55