2008年10月05日
今日仕事帰りに、タヌキちゃんが車に轢かれるのを見てしまいました。
前を走ってた車が急ブレーキ急ハンドルをしたと思ったら、対向車に
腰の部分を踏み潰されちゃいました。ヘッドライトに映ったタヌキちゃん
は凄くよく見えた。轢かれて、車体下に引きずり込まれて…。
腰の部分を引かれたのを見たからまだ息があるだろうなと思って
急いで方向転換して戻ったら自分のヘッドライトに照らされて
苦しそうに小刻みに呼吸をしてるタヌキちゃんが居ました。
前足は踏ん張ろうとしてるけど、下半身はだらんとしてました。
戻って来たは良いけれど何していいか分からんし、とりあえず
ちょうど家の近くの国道だったもんで実家に電話して、事情を
説明したら、なんか親が今から向うわ~って…
言ってるそばらから、軽自動車に頭から轢かれてしまいました。
このときの気持ちは言いようがありません。胸の中が黒いモヤモヤ
したものに押しつぶされたような感じと、電話かける暇があれば
タヌキちゃんが暴れてても歩道に引きずり上げるべきだったって言う
後悔、そして骨がつぶれる音が残っています。
せめて、これ以上ボロボロになっていくのも見てられないので
仕事着に包んで草むらまで運んでいきました。さっきまで生きていた
タヌキちゃんの抜け殻はまだとても温かかったです。命の余韻だなって
思いました。
ちょっとタヌキちゃんの心境を想像してみるとやれんわぁ。
ただ道路を渡ろうとしてたのに…
急に変な鉄の塊にぺっしゃんこにされて、それでも死に切れず
息も絶え絶えのところに、顔に向かってまた…。凄い恐怖だなって
思う。怖いって思う暇も無いのかな。
とにかく衝撃的な出来事でした。飛び出すのは人だけじゃないね。
Posted at 2008/10/05 00:44:10 | |
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