このブログをどのくらいの人が見てるか分からないけど、メモ程度に。
H8年式E-S14を湘南陸事のマルチテスターラインに持ち込んだ場合を基準に書いています。
ユーザー車検に限らずDIY作業全般に言えることですが、クルマを壊したり怪我しないために
「シロウトが無理しない」ことが重要です。
Kくんの場合は、DやSABなどから「車検のお知らせ」として「無料見積もり」の案内が送られてくるので、見積もりをしてもらいます。
そうすると「車検を通すために交換しなければならない箇所」を指摘してくれるので、その場では車検の予約をせずに見積書を持って帰ります。
見積書を見て、プロに任せた方がいいのか自分で出来る作業かゆっくり判断します。
車検証・自賠責証書・自動車税納税証明書を(有効期限も含めて)確認します。
24ヶ月点検を自分でやろうとしたときにネックになるのは、下回りの点検です。
普段からウマに載せて車の下に潜ってる人は問題ないですが、危険が伴う作業ですので不安定な場所では作業しないで下さい。
リフトを備えたガレージを時間貸ししてるところもありますので参考に。
記録簿の24ヶ月点検の頁を見ながらチェックしていきます。
点検した結果、自分では対処できない場合
そこだけ整備をお願いするという手があります。
あまり良い顔されない場合もありますが(汗)
アライメント(サイドスリップ)と排ガス検査はシロウトにはできないので空欄にしておき、OKが出たら「レ」記入します。
(予備テスター屋さんで調整したら「A」を記入します。)
自主点検OKとなったら、自賠責を更新します。
通常、自賠責は車検満了1ヵ月後まで入っているはずです。(新車時に37ヶ月加入するため)
普通乗用車の継続車検(2年)の場合、24ヶ月加入します。
(車検の無い中古車の車検を取る場合(中古新規)は25ヶ月加入します)
任意保険と同じ会社で加入すると、人身事故の対応が良いという説がありますが、実際どうなんでしょ??詳しい人教えて~
自賠責は事前に代理店で加入しても良いですが、車検当日に車検場周辺でも加入できます。
2011年8月現在、普通車24ヶ月で24,950円でした。(使用の本拠地:神奈川県)
次に車検場の予約を取ります。
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個人情報を入力する必要があります。
車検場に行く前(泥道を走らないなら数日前でも可)に下回りをコイン洗車場等の高圧洗車機で洗っておきます。
同様に車台番号・エンジン型式の刻印が読めるように掃除しておきます。
ホイールキャップ(ホイールナットが隠れているもの)は外しておきます。
車検当日は・・・
車検場に着いたら4灯式ヘッドライトの場合は光軸を検査しないほうのライトに紙などを貼っておきます。
車検場内の窓口(神奈川の場合は「社団法人神奈川県自動車会議所」)で重量税印紙(1t以上1.5t以下の場合は30,000円)、検査印紙(400円)、審査証紙(普通車1,400円)、申請用紙3枚(20円)を購入します。
車検証を販売窓口に提示すれば必要な分を売ってくれます。
記入見本を見て用紙に記入、印紙・証紙を貼付します。
県税事務所で自動車税の納税確認をします。
書類が揃ったら「ユーザー車検受付」若しくは「持込検査受付」窓口で受付をします。
その際予約番号が必要になります。
初めて持込をする時は「初めてです」と言えば通路からラインを見学する様指示されるので、見学して様子を掴んでから指定されたラインに並びます。
ラインの検査順序は車検場よっても違うし、同じ車検場内でもラインごとに違う場合があるので参考程度にして下さい。
①外観検査
順番が回ってきたら、検査員の指示に従ってライト・ウォッシャー・ワイパー・ホーンを操作します。
検査員が後ろに回ったら同様にライト操作します。
この時、社外マフラー装着車は騒音を測定するので指定の回転数までエンジンを回します。
検査員が運転席に近寄ってきたら、エンジンを止めて車を降りて書類を渡してボンネットを開けます。
書類を挟むバインダーがあると便利です。
車内の検査(警告灯・ラッパマーク・シフトパターン等)→車台番号・エンジン型式を確認して、不適合があっても無くてもとりあえず先に進みます。
②サイドスリップ
「進入」の表示が出たら歩くくらいの速度で、ステアリングを切らずに検査機上を通過します。
③スピードメーター
検査機のローラーにタイヤを載せます。(表示器に前進・停止・後退の指示が出ます)
ライトテスターがクルマの前に出てくるので、40km/hまで加速してパッシングします。
M/T車は2速を使った方がやりやすい様です。
指示に従いブレーキを軽く踏んでタイヤの回転を止めます。
④ヘッドライト
ハイビームを点灯して動かずに検査が終わるのを待ちます。
⑤ブレーキ
指示に従いブレーキを離します。
ローラーが回るので表示機の指示に従いブレーキを踏みます。
パッドを換えている場合、あまり強く踏むとロックしてしまうので注意。
3回くらいやりなおせるので落ち着いてやりましょう。
同様にサイドブレーキも検査します。
⑥排ガス
指定位置にクルマを停めて、検査プローブを排気管に入れます。
型式に「E-」が付くクルマは車種選択で「C」を押します。
記録器に検査票を入れて記録します。
⑦下回り
ピット上にクルマを停めます。
クルマを揺さぶられますが、指示に従いブレーキ等操作します。
前進の指示かあったらピットの先に移動して記録します。
⑧総合判定
総合判定窓口で書類を確認します。
合格なら車検証発行窓口に行き新しい車検証とステッカーが交付されます。
不合格なら「何が悪いか」を聞いて直します。
14日以内に再検査すれば、不合格箇所だけ検査すればOKです。
スピードメーターNGの場合。
ギヤ比・タイヤ外径を変えている場合、タイヤ外周が40km/hの時にメーターがどこを指すかを予備テスター屋さんで確認してから再検査します。
ヘッドライト光軸・サイドスリップNGの場合。
予備テスター屋さんで調整。
予備テスター屋さんですが、「整備業者の組合員以外お断り」の所と「ユーザー車検歓迎」の所があります。
湘南陸事向かいの「栄和自動車」は2年前は一式やって3,000円でした。