降ろしたエンジンを分解してみた②

今回は腰下をある程度分解してみました。

オイルパンを剥がして


ストレーナーを外してバッフルプレートを剥がして


御開帳～
開けてびっくりなんかこのブロック形状が変わっています。

オイルパンは4バルブ用なんですが、ブロック側は3番のスカート部分が5バルブ用ブロックみたいに肉厚の形状になっています。
AE101はS/CもNAもブロックの型は一緒で機械加工のみの違いみたいですね。

シリンダーは深い傷等は無いのでこのままでも使えないことなさそうですが、クロスハッチがだいぶ消えて来ているのが気になります。
既にO/Sピストンが入っているので、81.5mmボアのままホーニングって出来るのかな・・・




ピストン・コンロッドは問題無さそうです。
重量も測ってみたけど重量合わせとかも特にやってないみたいです。


コンロッドメタルは要交換ですね。


あと気になるのがガスケット抜けを起こした4番横エキゾースト側の水路部分です。




前にガスケット抜けを起こしたときもそうだったんですが、純正ヘッドガスケットは4番横の水路がゴム製のシールになっており、ゴムがボロボロになってそこから冷却水が進入してブロック上面が腐食してしまっています。

このガスケットは新しいタイプの物みたいでインテーク側はゴムシールでがなくなっていてそちら側は全く問題が出ていないので、どうせならエキゾースト側もゴムシールを廃止してくれればよかったのに・・・

放置期間が長かったのと高ブーストで使用していたのも問題なんだとは思いますが、やっぱりメタルガスケットにしたほうがいいのかな～