
三度の飯よりクルマとバイクが好きな皆さん、こんばんは。
地震でお亡くなりになった皆様のご冥福をお祈り致します。
2週間経ち、気持ちも少し落ち着いて、色々、思うところがあり、メモ的な事ですが残しておきたいと思います。
今回の地震によって、我々を取り巻く環境がガラっと変わりつつある気がします。
その要素としては大きく分類して3つ。
一つは、地震と都市生活に対する考え方。
東京はハード面では比較的地震に強い都市だと思います。
今回の地震でも高層ビルが倒壊して大惨事になったという事はありませんし、一時的には鉄道網が停止したり、道路が異常に渋滞したりして機能不全に陥りましたが、生活に著しい支障が継続的に出た地域は液状化が発生した一部の地域を除けば無い筈です。
(しかし、東京湾に大津波が押し寄せたらどうなっていたかは判りません。想像もつきません。。。)
私の自宅とオフィスも幸い影響はほとんど無く、多少コップが割れたとか棚から物が落ちたとかそういう程度で済みました。
約4年前に建てた自宅も、人生で過去経験した事のない程、激しく揺れている間、家の中に居て、不安は全くありませんでした。(丈夫に設計、施工して頂いた全ての皆様に感謝)
しかし、都市には狭い面積に多くの人が存在しているので、地震後の混乱は凄まじいものがありました。
今回のような災害時には都心部に居る時は身動きがとれなくなる事を今後十分想定して準備していなければならないと強く思いました。
今後、そうなった時にどうすれば良いのか。
今から予め考えておかなければなりません。。。
そして考えを持ち寄って、話し合っておかなければなりません。
次に、エネルギーに関する事です。
我々の生活や仕事など、ほとんど全ての事柄にエネルギーが非常に強く関わっているという事が今更ながらに理解できました。
今、電気が無ければ日常生活はとても無理ですし、ガソリンが無ければ愛するクルマ達も1/1スケールのモデルカーになってしまう訳です。
仕事に関連する事ですと、おそらく今はほとんどの業種で電気が来なければ全く商売にならないのではないかと思います。
私自身、このまま夏の大規模な計画停電を仕事的に無事に乗り切れるかどうか、岐路に立たされている状況です。
おそらく同じような境遇の方も多数いらっしゃると思います。
夏までに良い方法がみつからなければ大きな仕事を失う可能性もあります。
(勿論、良い方法を見つけるのも仕事ですから、最大限頑張りますが・・・。)
電気をどうするかという事で考えると、原子力発電所は今回のような災害が起こった場合、脆弱だったという事はもはや証明されてしまったのです。
しかし、我々、電気が無ければそもそも何もできない訳で、原子力発電所の是非について私は正直今までどちらとも思わなかったのですが、卵が先か鶏が先かみたいな思いが駆けめぐっていて、結局結論は出ません^^;
やはり最終的には、おそらく自分(自社)で何らかの発電設備を持つしかないと思ってます。
最後に、命に関する事。
NYタイムスの写真をご覧になった方も多い筈です。
これほど大勢の方々が一瞬にして亡くなってしまった事実をどう受け止めるのか。
それぞれ亡くなった方1人1人に人生があった筈です。
喜びも希望も夢も全て一瞬にして消えてしまった訳です。
もはや、悲しさや切なさを通り越して思考停止に陥りそうです。
でも、これがどう考えても現実なので、なんとしても消化して明日につなげていくのが我々残されたものの使命なんだと思います。
しかし、ふと、もし自分の妻や子供が津波に飲みこまれて亡くなってしまっていたとしたら自分はどうなっていただろう。
・・・・・・・・・・・そう考えると、正直、普通に生きていられる自信がありません^^;
そうならなくて本当に良かったと思う反面、それが現実になってしまった人もいらっしゃるかと思うと、、、、言葉がありません。。。。
たまたま偶然生き残った我々が、これからすべき事は、勿論細かい事は色々あると思いますが、究極の所、それぞれ人生を無駄なく精一杯生きるという事なんではないかと思いました。
今までも「明日死ぬかもしれんから、好きなクルマに乗る」が合い言葉で好き放題を精一杯やって来た私ですが、(勿論、基本的にその合い言葉はこれからも変わりませんが)今後、益々、クルマに限らず、全ての出来事に魂を込めたいと思う次第です。
今日から
LOVECARS!TV!も再開します。
気合いを入れて配信しますので、是非皆様、ご覧くださいm(_ _)m
Posted at 2011/03/25 04:26:50 | |
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