
前回の話題が話題だけに明るい話題で
行きたかったんですが暗めのお話。
最近各所から走行会のお誘いをいただいています。
お誘いありがとうございます、そして申し訳ありません。
しばらく、参加はできそうにありません。
うちのシマリスの美月が体調を崩しており、
命が危うい状態です。
獣医さんからもこの病気はほとんどの子が助からない、と
宣告を受けてしまっています。
病名は「肺炎」です。
リスに限らず小動物は肺が小さいので人より
危険な病気なんだそうです。
シマリスは生まれつきか小さい頃からか
発祥するためのウイルスを保持している個体がいて、
小さい頃にかかってそのまま死ぬ子や
抵抗力が弱まってきた頃にかかる子がかなり多いとのこと。
美月もこの例に漏れず4歳半で発症してしまいました。
野生のシマリスの寿命が3~5年ですからちょうど
老化で衰えるころなんでしょうね。
(飼育下で病気にならなければ寿命は5~10年)
症状は呼吸が辛くなる、食欲の極端な減少です。
栄養を取らないと治らないのに呼吸が苦しくて
食べなくなるのでどんどん弱っていきます。
かと言って、点滴は動き回るシマリスには無理ですし
麻酔を掛けて大人しくさせようにも、麻酔は心肺機能を
低下させるので、肺炎の子にやってしまうと
それこそ呼吸が止まってしまうそうで・・・八方塞です。
が。
もちろん生還する子もいます。
美月をそちら側にするため日々治療中です。
抗生物質を処方してもらって、あとは美月の体力勝負。
肺が治るのが先か、食事を摂れず弱ってしまうのが先か。
そんなわけで。
病院での治療は移動・慣れない環境で、ストレスになり
体力の消費にも繋がってしまうので自宅治療用に
病院で使ってる機械を買ったりレンタル契約してみました。
あとは何なら食べてくれるのか調べるために
スーパーの果物ゾーンを制覇してみたり。
ペットショップの小動物用栄養補助剤も制覇しました。
でも、結局食べてくれたのは普段から大好きだった
リンゴ、イチゴ、キャベツ、レタス、クルミ・・・そしてアーモンド。
アーモンドが特に食いつきが良くて助かってます。
他の食べ物は数口食べてポイしてしまうんですが
アーモンドだけは1粒完食します。
アーモンドさまさまです・・・ほんと、アーモンドがなかったら
美月は数日で餓死していたかもしれません。
水は多少飲みますがどうせなら栄養も摂らせたいと
栄養剤を混ぜてみたらやはり匂いで分かるのか飲まない。
かと言って水も飲む量が少ないので、なんとか水分を
摂らせないといけない。じゃあ、市販の100%果物ジュースならば
飲んでくれるのでは、と試したけどこれも飲まない。
わずかに入っている香料が気に入らないのかと思い、
手絞りでオレンジジュースを作ってみたら
それは喜んで飲むわけです。
オレンジそのままだと食べないくせに・・・
なんと手のかかる子でしょう!超可愛い!
既に栄養バランスがウンタラという世界ではなくて
とにかく何でも良いからまず食べてもらわないといけないと
先生とも話し、食欲を刺激する大好きな物、
気管を塞がないような細かい柔らかい物をあげるようにしています。
発病当時は2日間、飲まず食わずでしたが
呼吸が少し楽になったようで、食事はするようになりました。
それでも普段の半分ほどの量で、非常に心配です。
部屋の温度もむやみに上げてはいけないので
自宅ではPCもつけず、体力温存のため
早めに寝かせるために一通り治療してご飯を
食べさせたら寝かせる生活です。
発病から2週間と少し。
呼吸自体は改善してきていますが
動きが鈍かったり、高いところへのジャンプが
出来なくなっていたりと、やはり体力的には
相当キツくなってきています。
そんな感じで時間的にも、精神的にも余裕がなく
遊びまわる感じではないので、色々お預けです。
サーキット走行もREVSPEEDの今月号が山野哲也選手の
テクニックのお話だったので久しぶりに買って
繰り返し読んでたりするぐらいはやる気はあるので
ひと段落したら、また誘ってくださいまし。
今はただ、美月の体を良い方向にひと段落するためだけに頑張ります。
Posted at 2012/06/21 16:45:45 | |
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