Ｈ　Ｒａｃｉｎｇのブログ一覧

先程は長文すいません…。
文章力無いんで、ついつい長くなってしまいます…(＞人＜;)

話しは変わりますが、敏腕マネージャーのムラッチがNEWステッカーを作ってくれました(＾ｰ^)ノ
今回は贅沢にメタリックです〜！

只今、茂木にレースで来ています。
もちろんメインは、SGT最終戦のお仕事ですが、やはり気になるのが86/BRZレースです。

今日はSGTは搬入日なんで、設営とマシンのセット確認ですが、86/BRZはフリー走行が2枠あり…やっぱりと言うか…案の定と言うか…フロントブレーキからボウボウ物凄い煙をあげて燃やしてました…。
（；￣ェ￣）
稀に見る？ぐらいに各ブレーキ屋さんが沢山来ていて、慌ただしく動いていました……SGTブレーキ担当まで借り出されていました。

まーこうなるのは想像範囲内でしたが…なんと言っても茂木ですから…。
中には11月で気温が低いから…と言う方がいますが…あ・ま・い…です。
茂木ですよ〜Σ（ﾟдﾟlll）

ちゃんと温度測って、確認しながら考えましょう〜(^_^)
ウチは以前から、どんなカテゴリーでもサーキット走る方にはZONEのブレーキパットを使っています。
理由のウンチクは、話しが長くなるから後日あらためて言いますが、簡単に言うとメチャメチャイイ！からです(^_^)

話しを戻してウチでは、車輌の状況やサーキット条件に合わせて必要性がある場合は、ローター温度とキャリパー温度、パット温度まで測って確認するようにしています。

簡単に言うと、エンジンの水温や油温などと同じで、ブレーキにも適性温度があります…以下でも以上でも本来の性能を発揮できません…むしろ壊してしまいます。
ブレーキが壊れるという事は…もうお分かりですね…大事故に繋がります。

そして86/BRZという車輌は、とてもスーパーに…デンジャラスに…温度がハイパーに上がります。
この車輌は茂木だけではなく、全てのサーキットでOh〜No〜！的に上がってしまいます。
例えば画像のローターのサーモペイントですが、緑色が460℃を超えるとピンク色に変化して、ピンク色が620℃を超えると白色に変化します。
この場合、緑色がピンクになり、ピンク色が完全な白色になり切らない程度が適性温度ですが…完全な真っ白になります…おそらく700℃は超えると…Σ（ﾟдﾟlll）
そして、キャリパーのサーモラベルですが、低い温度は細かく表示してありますが、上から二つは200℃と240℃と離れた表示になってます。
何でか分かりますか？
一般的にアルミキャリパーの場合、200℃超えでダクト引くなり何らかの要対策で、240℃超えなんてしたら即キャリパー交換です。
240℃超えは、アルミの素材破壊温度なんですよね…Σ（ﾟдﾟlll）
そして86/BRZ車輌は、どのサーキットでも振り切ります…いやラベルそのものが炭になります…（；￣ェ￣）
アルミキャリパーでは無く、スチールキャリパーですが…皆様も知っての通りダストブーツやピストンシールはゴムなんですね…もう分かりますよね…大事故です。
長々と、つい書いてしまいましたが。

そこで出て来るのが、ZONEのブレーキパットです。
以前から、田中ミノル社長には相談に乗って頂き、86/BRZ用に開発をしてもらえないですか？って聞いたらアッサリ…イイですよ！という事になり、前回の茂木テストから開発パットを使用。
パットで温度を下げる試みから、何点か副作用的な問題も考えられたのですが、テスト日にはまったく問題なく、むしろ思ったよりドライバーから高評価でした(^_^)

もちろん今回最終戦も使用しております。

まだまだ開発中でテストが足りないですが、このパットがラインナップ出来る迄いけば、来年からは間違い無く主流になるでしょう…楽しみです。
これが他車にも、使えるようになれば、ブレーキコントロール出来るだけでは無く、温度管理まで出来るスーパーパットになるでしょう (＾ｰ^)ノ

ZONEについて、言いたい事の10分の1ぐらいですが…もうブログでは無理です。

あれこれと面倒臭い要望ばかりを聞いてくれて、直ぐに対応して頂きありがとう御座います！
田中ミノル社長様！
感謝しております！