暫定結果だったスーパーGT、GT300の結果が確定してその結果モーラZの星野・安田組がシリーズチャンピオンが決定した。
理由は結局、ARTAが
控訴取り下げ。
AUTOBACS RACING TEAM AGURIは、平成20年11月11日付けで日本自動車連盟に提出いたしました、「11月9日に行われたSUPER GT第9戦富士スピードウェイ決勝レース結果に関する控訴」に関して取り下げることにいたしました。
私たちはSUPER GTを統括する法人である株式会社GTアソシエイションと最終戦のGT300 クラスにおける順位操作と疑われる行為に関して、またそれに対する今後の株式会社GTアソシエイションの対応について協議を重ねて参りました。
その結果、株式会社GTアソシエイションは、このような行為がSUPER GTレースにおいて今後二度と行われないために、SUPER GT Sporting Regulations の改訂を来年度より実施することを約束していただきました。またSUPER GT のプロモーション規則においても同様に、SUPER GTの利益を損なう性質を有する行為に対して禁止規定を盛り込む方向で現在審議を進めている旨の報告がありました。
私たちが控訴したことで、SUPER GTに関わる関係者の方々に問題を提起し、その結果これらの規則の改定が行われSUPER GT が今後スポーツマンシップに則ったモータースポーツとして前進すると考え、当初の目的を達成できたと判断し、今回の控訴を取り下げる決意をいたしました。
AUTOBACS RACING TEAM AGURIはSUPER GTに携わるチームの一つとして、このレースのこれからのますますの発展に微力ながら努力していきたいと考えています。
AUTOBACS RACING TEAM AGURI
エントラント代表 秋田 史
それに対するGTA代表板東社長の
コメント
SUPER GT ファンの皆様へ
株式会社GTアソシエイション
代表取締役 坂東 正明
先日行われたSUPER GT 第9戦富士大会を最後に、今年のSUPER GTシリーズはすべて終了いたしました。延べ49万人のお客様がサーキットに足を運んでいただき、またテレビ東京系列6局で放映しております「激走!GT」の視聴率も昨年を上回る数字を記録することができました。この場をお借りしてSUPER GTを応援していただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
各大会で優勝したチームはいずれも優れたレースマネージメントでパーフェクトなレース展開を見せてくれました。GT500クラスにはGT-R が復活し、GT-R対SC430、NSXという構図の中で毎戦激しいバトルが行われてきました。またGT300クラスはプライベーターが毎戦しのぎを削る、見応えのあるレースを展開してくれました。
GT300 クラスについては最終戦の富士大会の競技結果に対して、控訴が出されていましたが取り下げられ、12月5日、大会主催者から暫定結果どおりの内容で正式結果が発表されました。
先日のモータースポーツアワードではGT300の表彰ができませんでしたが、シリーズ順位が確定したので後日GT300の表彰を行う予定です。
最終戦のGT300クラスで提出された抗議・控訴の内容は「スポーツマンシップに反する順位調整が行われたのではないか」というものでした。今シーズンを振り返ってみますと、順位操作と言われてもおかしくないレース展開があったことは否めません。SUPER GTを統括する弊社としてはこのようなお客様や視聴者に不信を抱かせる行為はあってはならないものと考えていますが、従来の規則はこのような行為を防止するには不十分でした。今年の反省を踏まえ、来年に向けて鋭意規則の見直しを行っております。
SUPER GTが本当の意味で「世界一のハコレース」となるために、そして皆様に毎戦毎戦感動を提供できるようになるために、株式会社GTアソシエイションはより一層努力をして参ります。そして来年の開幕戦には大きく成長したSUPER GTを皆様にお見せできることをお約束いたします。
ちょっと府に落ちない面もあるが、ヘタするとシリーズチャンピオンが確定しないまま年が明ける可能性もあるでしょうから、両者で妥協点を見いだしたのかなと思いますね。
来期どのような点を改善するのかはまだわからないが、やるなら徹底して改善してほしいです。
Posted at 2008/12/06 22:39:32 | |
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