美人女流棋士と将棋を指して来ました。第四弾

みんカラ将棋ファンの皆さん、こんばんは。


今年も残すところあと僅かですね。
そんな師走の慌ただしい中、久々に女流棋士と対局してきました。
お相手は室谷由紀女流二段。大坂府出身の22歳です。


ここまで女流棋士との対戦は3戦全敗のくらしっく。リベンジを期して望んだ結果や如何に･･･





しかし過去3連敗ってのは我ながら情けないっす。将棋の内容そのものも悪過ぎるし。
一戦目の熊倉紫野女流一級、二戦目の鈴木環那女流初段、三戦目の本田小百合女流三段。
振り返ると、皆さんホントに美女揃いで、その麗しい容姿に見とれたワケでもないんですが、一方的に負かされたというのが正直な気持ちです。



『よ～し、今度こそ一発かまして気持ち良く新年を迎えたる！』



ってことで、今回は対局2週間前から地道に準備を始める事にしました。



まずはネットで彼女の棋譜を検索して、棋風を研究することです。
今の世の中、将棋の棋譜データベースなるものがあって、戦型や棋士別に棋譜を容易に閲覧できるんです。

これで彼女の棋風、得意戦法のインプットは完了♪




お次は将棋の定跡本を読んでの研究です。

第十四世名人・木村義雄の名著「将棋大観」で、想定される戦型について熟読しました。
こんなに勉強したのは何十年ぶりだろう？





そしてやってきました対局当日。
目の前に座った室谷由紀女流二段は写真で見るよりずっと綺麗な方でした。

ただ、美女を前にして舞い上がり過ぎると負ける事は過去に学習しているので、ここは心を鬼にして盤上に集中します（笑





で、将棋は激しい攻防を繰り返しつつも、じりじりと自力の差が出始めてくらしっく劣勢のまま終盤へ。




画像は女流の△8五桂が打たれた場面。先手玉（くらしっく）は放っておけば△7七桂成▲同玉△6六馬以下、ほぼ詰みに近い状況。　
こちらに角が手に入れば相手玉に▲6三角△6一玉▲7二成桂までの即詰みが生じますが、黙って角を渡してくれるほど甘い相手じゃありません。





と、いうワケで無念の投了となりました。残念！




まぁ、しかし過去3戦に比べれば多少は善戦できたかな？
女流とは言ってもそこは百戦錬磨の勝負師。対局後、こちらの敗着（負けの原因となった一手）をズバリ言い切ってくれたことに畏敬の念を禁じ得ませんでした。




さて、勝てなかったことへの悔しさを抱えつつも、やるだけやった事へのプチ満足感もあり、晩飯は自分自身にうな肝丼を奢りました。




4連敗となってしまいましたが、たかが将棋、されど将棋。
チャンスがあればまた女流棋士に挑戦していくつもりです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。