さようなら

皆様、大変ご無沙汰しております。
復活ブログではありませんが、どうしても書きたくなったので、
今日は一時的に復活します。


今日は悲しい話題です。


会社の仲間で26才の男性社員がいるんです。
人生では、私の一つ後輩にあたります。

彼は、私とは別工場で勤務していましたが、
私が入社した当初の研修期間中には、色々な事を指導してくれました。
彼は高卒、私は大卒で入社していますので、仕事の面では彼は先輩にあたります。

丁度先週の金曜に私の居る工場に彼が来ていて、荷物を届けて帰る姿を
ある社員が見たと言っていました。
金曜は何とも無い様子だったと。


・・・彼はきっと思い詰めていたんでしょうね。
先週の土曜8/22の朝、彼は帰らぬ人となりました。

まだ未婚で26才ですよ。




遡ること一年前、彼は過労勤務で1ヶ月間の残業が100時間を
越えていました。睡眠時間も毎日2時間という過酷なものでした。
最近は残業も落ち着き、睡眠2時間ということはありませんでしたが、
精神的に相当参っていたんでしょうね。


彼と私が最後に話したのは確か8/7。
お盆の連休前に笑顔で話したのが最後です。
あの日の帰り、一人でも車中で楽しめるようにと、
予めポケットに忍ばせておいた両手いっぱいのお菓子やアメを
全て彼に渡しました。
彼からのプレゼントは、驚きと同時に、とびきりの笑顔でした。

いつも純粋で、仕事も丁寧、頭もすごくキレた彼ー。
そこいらの大卒なんかとは比べものにならないくらい出来た彼でした。


正直いまでも信じることができません。




救えたかもしれない貴重ないのち。
今となっては遅いけど、一言で良いから相談して欲しかった。
・・・命というもの、もっと大切にして欲しかった。

彼と笑顔でもっと話したかった。
腹わってぶつかりもしてみたかった。


今の私に出来ること。
彼のご冥福を心より祈ること。

そして、貴重な命を自ら絶ちきる人を無くすこと。



皆さん、「いのち」というものを今一度見つめ直して下さい。