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今日もまた魚採りに行ってきました＼(^o^)／
自宅から約20分の水田用水路です。

でもお目当てのデメモロコ濃尾型は一匹しか確認出来ず。以前来た際は、いともたやすく採れたのに・・・。
おかしいなと思っていたら↓

コレです。わかりますか？
あぜ道には、タモで掬い上げた際の泥やタニシ、オグラヌマガイという二枚貝が捨てられてました。
何者かが数日前に来て、根こそぎデメモロコ濃尾型だけを選別して持って行ったようです。
そして、泥と一緒にフナ類やモツゴ、外来種ですがタイリクバラタナゴも捨てられ、干からびて死んでました（ ; ; ）


デメモロコ濃尾型というのは結構希少性が高く、名古屋市のショップへ、この地のものを売りに出しているようです。これはこの場所を教えてくれた、川魚業界では著名な方が教えてくれました。確か一匹1200円くらいで売っているとか。

僕が許せないのは、魚採りに来たトリコのモラルの無さです。採るのは自由ですが、不要なものでも元いた場所へ戻すのが暗黙のルールです。
石を動かしたら戻す、タニシだろうと命あるものを元いた場所に戻すのは普通の事です。それなのにコイツは(-｡-;
命を引き換えに、金という恩恵を受けてるんだったら、もっと自然を大切にして欲しいですね。
デメモロコ濃尾型以外も命あるものなんですから。

連休初日の今日は、岐阜まで魚採りに行きました。
勿論、戻ってきたばかりのバッタ君で！

清冽な水中には、ミクリが繁茂しているのがお分かり頂けると思います。

お目当てのシロヒレタビラには出会えませんでしたが、ヤリタナゴ・アブラボテ・タイリクバラタナゴ・フナ類（キンブナ）・タモロコ・ヌマムツ・オイカワ・ゼゼラ・カマツカ・ヨシノボリ類・メダカ・ヌマエビ・マツカサガイが確認できました。

岐阜県レッドリスト掲載種が複数確認出来る、素晴らしい用水路なんですが、隣りにある某土建業者の敷地内から一本のパイプが・・・

分かりますかね？油脂が水面を漂ってます。周りは独特の金属臭が(T_T)

せっかくの水路が台無しでした。

調査していて気付いたんですが、普通のメダカの中に、体が寸胴な個体を複数発見しました。いわゆるショートメダカです。



ショートメダカは品種改良したものとしてペットショップでも流通してますが、その天然個体群らしきメダカが、普通のメダカと共に泳いでいるのを発見しました。

遺伝子を調べてませんので何とも言えませんが、恐らく突然変異のものが経代繁殖を繰り返し、地元個体群として生息しているのではないか？と思っています。

↓写真右の個体は、ショートであると共に、頭部から背部にかけての盛り上がり形質が、ゲンゴロウブナのように極めて特異な形をしているものも採集する事が出来ました。



これだから魚採りはやめられないんです。いつもこうして、何かしら新しい発見があるからです。

水族館近くの水路で、絶滅に瀕している、カワバタモロコ、メダカが大量に採れました。

カダヤシやブルーギルは見られず、中々良い感じでした＼(^o^)／

タモ網片手に約10分。
良型のゲンゴロウブナが採れました(＾ｰ^)ノ

僕は釣りなんて性に合わないので、いつもタモ網一つです。
早速水族館へ持ち込みました。


3mくらいの特注水槽でも用意して、群れを成して泳ぐ姿を見たいなあと思ってます。