いなごんさん から、エリーゼ所有の感想を!とリクエストを頂きましたので、今日はそれをお話しようかと思います。
【乗降性】
天井が低い事に加え、サイドステップ部分(名称不明)が大きく張り出しているため、乗り降りは慣れるまで正直キツイですね。
【ボディの低さ】
ETCゲートのバー下をそのままくぐり抜けるという話を聞き、免停前に2度ほど試しましたが、嘘ではありませんでした。ノーマルの車高でくぐり抜けられるというのには驚きました。
※ちゃんとETCカードは挿入し、料金は支払いしています。
全車の飛び石がまともにナンバープレートを直撃します。既にナンバープレートの数箇所にえくぼが出来ています。
【シート】
純正シートはとても簡素な造りで、1時間着座するだけで結構しんどいです。
腰骨が当たるため、とても辛いです。僕は低反発ウレタンをこっそり?忍ばせています。
【パワー】
ローバーKエンジンのため、至って非力です。
踏み込むと、ゴーという音で頑張っているんだなとは感じますけど、ポルシェのようなビューン的な発進はありませんね。まぁ3600ccと1800ccを比べる方がいけませんね。
【オーディオ】
走行中はオーディオがまともに聴けません。(エンジン音が凄いので、聞こえてきませんと表現した方が良いのでしょうか。)
走行中ボリュームを大きくすると、停止した際、物凄い音量で聴いていたんだと、ビックリします。
純正オーディオはケンウッド製だと聞きましたが、前のオーナーが交換したようで、ナカミチ製になっていますが、せっかくのナカミチでも・・・。
【ドアの開閉】
驚いたのはドアを締める時です。軽くポンとドアを押すだけで、ちゃんと締まるんです。
普通車のように結構な力を入れなくても締まるんですよ。これには驚きました!
【幌】
雨漏りがするとは聞いていましたが、実物を見て納得できました!
あれでは漏るのは仕方ないですね。
【視線】
あまり気にした事ありませんが、車高が低いため、左隣に停車した車はきっと上からこちらを覗き込んで(見下ろして)いるんだと思います。仮に見ていなかったとしても、何だかいつも見られているようでちょっと嫌かな。
反対に、こちらから左隣の車の相手を見上げようとしても、天井の幌のお陰で見ることが出来ません。
【ステアリング】
大きさにはビックリしました。カートのように小さくて。普通車のそれを見慣れてる私は、思わず「ちっちゃ!」と叫んでしまった。もちろんパワステは付いていません。
静止している時にステアリングをきるのは大変ですが、ある程度動いていれば気にする程ではありません。
【クラッチ】
予想に反し、とても軽いです。ありゃ?って感じ。スイスポと何ら変わらないくらいですね。
【ブレーキ】
何故こんなに?って程、効きません。以前リコールとなったプリウスの空走感のような感じ。
踏むと、パットがディスクを押さえている音が、車内に聞こえてきます。シュ~って!笑
【シフト操作】
ローバーKエンジンタイプは5MTですが、シフトが入っているのか分かり辛い。・・・慣れなんでしょうか。
静止状態から、1速やRに入れた際、確実に入った!という感覚が感じとれないので、ちょっと不安になる場合も。
ストロークに関しては、個人的にはまずまずです。
【内装の潔さ】
僕にとってはかなり良い感じ。こんなにもチープだと実感できるのが結構好きです。
革張り加工するにはうってつけの感じで、意欲が出ます!笑
【樹脂パーツ】
外装の吸気口等に使用されている黒色の樹脂部分は、どうしてもショボイ。
【タイヤ】
ロータスオーナーの皆さんが口々にすると思いますが、フロントタイヤの選択肢の少なさ。
【サイドミラー】
純正の形状は僕好みじゃありません。いつかは変えたいです。
【計器類】
文字の書式も配列も嫌い。
ヘッドライトを灯すと、ブルーのバックライトが点灯するが、これが凄く見にくい。(数字を読み取るのが困難。)
【エクステリア】
フロント・リアのデザインは僕好み。ただし、サイドからの眺めは嫌いです。バッタに見えます。
【ボディーカラー】
第一希望のグリーンと運良く巡り会えましたが、欲を言うとソリッドカラーが好み。
この子にはパールが入ってるんで、ちょっとマイナスかな。
ミニのアーモンドグリーンやジャガーのグリーンが僕は好みです。
【ホイール】
純正ホイールは6スポークですが、エクステリアの流れで行くと6スポークは何だか不釣り合いに思う。
【遠出用魚採り専用車としての機能は果たせるか!これが僕にとっては一番重要】
車高が低いため、田舎の農道や渓流の林道、砂利道はちょっとどうかなと、今更ながら思うようになりました汗
まぁ、車格もそこまでしないですし、ガンガン使おうと思って買ったのである程度は気にしませんが、結構綺麗な個体を探して頂いたので、傷つけてしまうのが勿体ないというか申し訳なく思います。
免停前、実は山間部まで魚採りに行き、農道に停めてその横で魚と戯れていましたが、通る車の多くの運転手がこちらを見ていました。
どうぞバカだと笑ってやって下さい!
総括
色々と連ねましたが、僕にとっては大満足のクルマです。
ゆっくり走っていても、こんなにも楽しめるクルマというのは中々出会えないと思います。
ポルシェに乗ってる時は、ちょっと踏んでみるか!と思うことがしばしばですが、この子と走っている時は、アクセルを緩めて走りたくなります。
外見からは英国紳士のイメージはありませんが、中身はそれを思わせる造りのような気がします。
僕は峠道を攻めたり、サーキットを爆走することはありませんので、その辺りのインプレが出来ませんが、そういった"普通の"インプレは他のオーナーの方にお聞き下さい。