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こんばんは。

今日は水族館でのお世話をそこそこに、水族館付近で魚採りを行ったんです。
採れたのは、フナ、スゴモロコ、オイカワ、スジエビ、マシジミと至って普通の種類。
このフィールドには、かれこれ四年位通っており、大体採れる種類は把握してるつもりでした。
でも、今日は凄い発見をしちゃったんです！

マシジミを拾い集めてると、何だか見覚えのある殻が落ちてました。・・・もしや？と思い拾いあげてみると、何とトンガリササノハガイではないですかぁ！(殻ですけどね。)
県内で確認できるなんて、しかも自転車や空き缶、空き瓶、傘に陶器、その他様々なゴミが投棄されている農業用水路なんですよ。
まさか、ここでかつて生きていたとは思いもしませんでした。
と言うのも、愛知県版レッドデータブックでは、絶滅危惧IA種にランキングされており、最も絶滅に瀕している種なんですよ。

で、殻があるということは、必ずや近くに生きた個体もいるだろうと、凍えながら川底を何度も掻いて探しましたf^_^;)もう必死でした。

そして、やっとの思いで生きた個体を発見できたんです。そしてまたまた次なる発見が！

なんとイシガイの生きた個体も見つかったんです。
実はこちらも、県版レッドデータブックで絶滅危惧IA種なんです。

↓手前の細長いのがトンガリササノハガイ（尖った笹の葉のような貝という意味）で1個体、その左右にあるのがイシガイで2個体、右奥に見えるのはマシジミ。



もう感動と興奮がおさまりませんでした。と同時に悲しみも迫ってきました。
というのは、こんな劣悪な環境に住んでいるのがあまりにも無惨で。また確認できたのは200m程しかない水路長の内の、僅か5m程の区間だけでした。その上下ではヘドロが堆積していたり水が停滞していたので酸素が無く、とても生き延びられる環境ではありませんでした。

また近々本格的に調査しようと思います。
でもまずは、水路内に放棄されたゴミ掃除からですね(^_^;)