バンバンのキャブ油面調整

今日はバンバンのキャブの油面について。
フロート（浮き）が浮いてバルブを開け閉めしフロートチャンバー内のガソリンを一定の高さに保っています。
その時のガソリンの位置を（油面）といいます。コレが狂うとガソリンがコックを開けている限りじゃじゃ漏れになったりするのはご存知ですよね。（笑）
油面が逆に低い場合、漏れはしないものの、吸い上げるガソリンが遠いところにあるため混合気が全域で薄くなります。薄くなりすぎると、「カキッ」って言ってエンジンが焼きつきます。（昔スクーターでやりました）

急いで気合で書いたので位置関係違うのは許してください。違うのに使おうと思ったんです。画像のように油面は上からです。でも普通にしてたら見られません。これを「実油面」といいます。ホースを使う方法、ビンを使う方法とかあるのですがバンバンキャブの構造上、ビンがお手軽です。サイズの合うビンを探すのが超難しいくらいです。やり方はネットでたくさんの方がやられていますので調べてください。これだとオーバーフローするかしないかも見極められます。
そこで疑問になるのがいくつに合わせるの？ってことです。これはスズキも知らないんでしょう。公表していません。年代もあるのでしょうが。
ではどうするか。
油面値がない代わりにフロート基準高さってのがあります。これはフロートに穴が開いてない、きちんと浮く状態での高さの値。その測定方法はこちら。

片手で測定、片手でカメラなので傾いてますし、ピンボケですが。まっすぐ測ってください。
キャブを横にしてフロートバルブにフロートのベロが触った時、キャブの下の合わせ目からフロートのてっぺんまでを測ります。これが合ったとき、フロートバルブが「生きていれば」オーバーフローはなくなるであろう・・・。
気になるその数値は・・・。





２４ｍｍだ。これは多分大体出ている。
許容範囲は±１ｍｍくらいです。
おしまい。