リアフェンダー(ウィルズウィンロングタイプ)塗装
色々とカスタムの妄想が膨らむ中で、リアのフェンダーレス化にあたり、やはりどうしても泥ハネなどの汚れが気になります。
特にカラーがシルバーですので、これを何とかしようと。。
ネットでググってみるとロングフェンダーなるものがありました。
あまり数がはけないためか、少々お高めですがタバコを減らせば何とかなるかと購入です。
ウィルズウィンのリアフェンダー(未塗装)。ノーマルエアクリ仕様(同社のエアクリ交換時は
付属のステーで本体止め可) 12280円
ウィルズウィン製ロングリアフェンダー(無塗装) posted by
(C)ひろ君
①バリもきれいに削ってある商品ですが樹脂そのままの商品(塗装下地無し)。このまま色を乗せようと
(本来はペーパーで少し傷を付けて塗装の乗りを良くするのですが)思いチャレンジしました。
しっかり脱脂すれば何とかバンパープライマーで塗装下地ができるかと思いましたが、プライマー
ですらはじいてしまい、うまく乗りませんでした。
②ならばメッキの上にも対応可能なミッチャクロンを使用(お勧め商品)して、その上にプライマーを
全体の色が変わる程度4回ほど吹きました。
※こちらに使用したのはソフト99プライマー(ホルツよりも薄塗りで色は明るめ)
ミッチャクロン posted by
(C)ひろ君
soft99プライマー posted by
(C)ひろ君
リアフェンダープラサフ posted by
(C)ひろ君
③耐水ペーパー(1200番)で手で触ってザラザラが無くなるように水研ぎ
(元々が平滑なので高い番目で一度研ぎでOKです)
リアフェンダー砥ぎ posted by
(C)ひろ君
④脱脂後、ボカシ剤をスプレーし乾かないうちに、専用サーフェーサーで塗装下地作りです。
ここは仕上がりの色むら原因にもなりますので初めは薄く、乾いたらさらに回数を重ねて3回ほど
吹き、全体を調えました。
(ボカシ剤はスプレー粉のザラつきを溶かす?して表面をきれいに仕上げる効果の高いものです。
今回はソフト99を使用しました(お勧め))
soft99ボカシ剤 posted by
(C)ひろ君
デイトナ純正カラー posted by
(C)ひろ君
⑤乾いたところに専用カラーをスプレー(デイトナ製)です。
初めは薄く、乾いたらさらに回数を重ねて4回ほど吹きました。
(ここでは下地材と塗装剤が同じデイトナの商品で、同日作業のため脱脂等は行わず、そのまま
スプレーしました。手順が正しいのかどうかは??)
匂いがきついので屋外作業でしたが、ホコリや虫けら・ゴミの付着が不安です。風の少ない
うす曇りを祈るしかなかったです。
⑥乾いたところでクリアーの吹きつけです。
当然透明ですので、吹きすぎによるダレや吹きもれに注意が必要です。
(たまたまあたってしまったのか、このホルツのクリアーだけは温めてガス圧を高めているのに
なかなかうまく平均的に噴霧してくれませんでした)
なんとか完了。そそくさと風のない室内に。。でも臭い!!
取りあえず別部屋に閉じ込めて、換気扇まわして乾燥まつのみです。
⑦1週間ほど乾燥させたら表面を細目のコンパウンドで磨きます。
⑧せっかくですので、最後はガラスコーティングして作業完了です。
まあ、手間と仕上がりとスプレー缶代なんかを考えたらプロに依頼した
ほうが確実なんですが、「趣味」の世界での作業でした
続いてサイドキックボードの同色塗装ですが。さすがに新品を加工するには腕に自信がなく、失敗しても
取り返しがつくように、中古品をさがしました。
●フットレスボードの塗装
MINIノフェンダーもそうですが
純正のフットレスボードは傷や汚れを考慮してか、樹脂素材そのままです。
購入前に車両を見たときから、ここがいまひとつの感がありました。
純正サイドフットレスボード posted by
(C)ひろ君
ステップ部分はアルミかステンレスのステップが多々発売されていますが、ボード本体の同色
商品は”シボ付きのままの同色ペイント”商品しかなく価格も2万円越え!!
ならば自分で加工するしかないと、今回は中古品をオクで手頃な価格でゲットできました。
フットレスボード左右セット+α 3680円(中古)半分近くが送料でした)をオクでゲットです。
サイドフットプレート(中古) posted by
(C)ひろ君
1.表面のシボ取りです
①まずは本来は手作業でサンドペーパーがけのところですが、MINIのフェンダーと比べてもシボの深さは
浅目であり、ここは作業手数を省くために、電動ドリルを利用して研磨チャレンジです
シボ取り兵器#120,#240 posted by
(C)ひろ君
シボ取り兵器#600 posted by
(C)ひろ君
自動車のシボとりでは#60~#80の粗目からはじめるのですが、シボが浅いのと電動で削りすぎを
防ぐことからも#120から倍数(基本は倍々にするようです)はじめて、#240を実施、そこそこの状態に
なったら#800のメッシュタイプ(樹脂製?)で少し時間をかけて研ぎ目を整えました。
ドリルは無段階回転調整式で、回転を抑えめで少しずつ研磨です。
高回転すぎると、削りすぎやプラが熱で溶けてしまうので注意です
2.塗装です
①まずはしっかり脱脂後、ミッチャクロンを使用して下地のノリを良くします。透明なので吹き漏れの
ないように続いてプラサフの吹きつけです。素人作業なので研磨傷がけっこう多く少し厚め
に5回ほどスプレーです。
ソイドステッププレート(プラサフ) posted by
(C)ひろ君
今回は自動車用の2品を使用してみました
Softo 99プラサフ・・かなり微粒子で薄付けなため5回ほど重ね塗り
色はかなり薄い灰色でした
Holt プラサフ・・Soft99に比べ1回の噴霧量は多めで3回ほどの
重ね塗りでした。色は濃い目の灰色です。
②完全に乾燥したら表面を研ぎます。#1200耐水性ペーパーここは水研ぎとして、常に手で触りながら
ツルツルになるようにします。
リアフェンダーとの違いは、ここで見つかった削り目の残りについては、再度削り直し~プラサフの
工程を繰り返します。
③しっかり洗車・乾燥後、再び脱脂して下地カラープラサフ吹きです。
ここからが仕上がり後の色に関係してきますので、今回はSoft99の“ボカシ剤”を利用しました。
(スプレー後のスプレー噴霧を滑らかにする効果があります。お勧めです)
まずはボカシ剤を薄く噴霧し、乾燥する前に下地プラサフを薄く吹きつけます、下地プラサフは
乾燥・吹きつけを何回もに分けて重ねスプレーします。3回実施しました。
最後の下地プラサフを噴霧後、再度ボカシ剤を薄くスプレーします。
゙フットプレート サーフェーサー posted by
(C)ひろ君
④専用カラースプレーです。
初めは薄く、乾燥・吹きつけを回数をくり重ねて均一にスプレーします。
最後の吹きつけ時に乾燥する前に再びボカシ剤をスプレーします。
IMGP0317 posted by
(C)ひろ君
⑤指定のクリアー塗装です。
繰り返し吹きつけますが、時折見る角度を変えて吹きモレのないように仕上げます。
ここでも最後の吹きつけ時にボカシ剤を使用しました。
色目の強いものの後に、透明のクリアスプレーを実施したので若干吹きすぎて一部液だれが
発生してしまいました(涙涙)。遠目にはわからないのでよしと、自己満足します。
3.ステンレスフットプレートの取付です
ステンレスプレート(炎柄) バルク品5400円
まずは型紙に切り抜きです。
フットプレート型紙取り posted by
(C)ひろ君
フットプレート型紙 posted by
(C)ひろ君
次に、折り目位置を決めます
フットプレート折位置決め posted by
(C)ひろ君
プレートに折り目位置を移します。表面がブルーなのは傷防止用のシートが張っているためです
フットプレート折位置決め2 posted by
(C)ひろ君
机の角などを利用して折り目を曲げていきます
机利用で折込 posted by
(C)ひろ君
折込 posted by
(C)ひろ君
角度を確認しながら折り込んでいきます。
折位置合わせ posted by
(C)ひろ君
両側を織り込み、あとは車両取り付け後ビスで締め付けることとします。
折り完了 posted by
(C)ひろ君
IMGP0415 posted by
(C)ひろ君
純正のゴムパッドはそれ自体に厚さもあり、振動吸収しているようにも思えますが、
後は取り付けてみて、実走した感じで考えることとしました。
これで当面の手作りカスタム化?準備は完了としました。
実作業は、後日につづきます。