どうしてこうも、人は戦い続けるんでしょうか?
争いは争いを生むだけだと、わかっているはずなのに。
そういう意味では、なんだかガンダムの世界観とちょっとカブります。
やっぱり、それでも、戦う理由がある人たちがいる限り、
戦争は無くならない気がします。
ただ、一般市民を巻き込むのだけはやめてほしいです。
無理なんでしょうけどね(-_-;)
【ガザ侵攻】戦火の中さまよい歩く人々 4000人が難民化
1月6日19時49分配信 産経新聞
【エルサレム=黒沢潤】イスラエル軍が地上侵攻作戦を展開するパレスチナ自治区ガザ地区で、空爆や砲撃によって自宅を失った一般市民4000人が難民化し、戦火の中をさまよい歩いている。イスラエル側は「人道危機」を否定するが、住民の生活環境は日一日と悪化している。
ガザ市内の28歳の女性はAP通信に対し「ずっと飛行機の音を耳にし続けている。明日まで生きていられるかどうかも、私たちには分からない」と心情を吐露した。数日前、イスラエル軍の空爆により居間の窓ガラスが粉々になった。冷たい風が吹き込む室内で眠れぬ日々が続いている。
AP通信によると、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のギング部長は5日のビデオ会見で「時折、スーツケースを抱えた市民が安全を求めてさまよい歩く姿を見るほかは、閑散としている」と述べた。難民化したパレスチナ人は約4000人に上り、国連が設けた避難所7カ所に収容されている。
国連のホームズ人道問題調整官も同日、ガザ地区では飲料水や電気、食料、医薬品などすべての生活必需品が欠乏していると指摘した。イスラエルの人権団体は、上下水道施設の破壊が進み、住民約140万人の3分の1に対する水の供給が停止し、ガザ地区の75%の地域が停電していると明かした。国際協力機構(JICA)のパレスチナ人職員から産経新聞に入った連絡によると、現地では通信網が寸断され、自家発電に頼っている状況だ。
死傷者の増加で病院もパンク状態となっている。手術台が足りず、重傷者も順番待ちだ。
こうした状況にもかかわらず、イスラエル側は「攻撃目標はハマスの軍事施設に限定されている」として人道状況の悪化を否定。境界線は封鎖しておらず、生活物資も輸送していると主張している。ロイター通信は、イスラエルが人道支援のための“一時休戦”を検討する用意があると伝えたが、ハマスがロケット弾攻撃を停止した場合との条件がついている。
AP通信によると、ジャバリア難民キャンプで暮らす25歳の女性は「彼らはハマスが市街地に潜んでいると言っているが、それは違う。われわれがハマスだ。私の血はハマスの血だ」と訴えた。住民のイスラエルに対する憎悪は膨むばかりだ。
イスラエル軍、爆撃を毎日3時間中断へ 開始時期不明
1月7日19時39分配信 CNN.co.jp
(CNN) イスラエル軍のスポークスマンは7日、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの爆撃を、毎日3時間中断すると発表した。ガザ住民が必要物資を調達できるよう配慮した措置だとしている。
イスラエルのオルメルト首相はこれに先立ち、ガザで食糧や水、医薬品が不足する可能性への懸念が高まっていることを受け、ガザとの境界に物資供給用の「人道通路」を設けると表明した。イスラエル軍が空爆中断をいつから始めるかは不明。
Posted at 2009/01/08 12:34:37 | |
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