特殊工具無しでMR-Sのミッションオイル交換
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
MR-Sに限らず、ミッションオイルの交換には専用のオイル注入器が必要です。ミッションオイルは硬いので量販店に売っているような電動ポンプでは歯が立ちません。画像にあるようなオイルサーバーやオイルサクションガンを使用するのが普通です。
しかしMR-Sに限っては、そんな特殊工具無しでミッションオイルの交換が可能です。では、早速作業をしてきましょう。
2
まずミッションオイルを抜きます。車体は水平の状態にしておきましょう。古いオイルが抜けきりません。
ドレンボルトのサイズは純正だと結構大き目で、頭24㎜と普段あまり使わないサイズです。ATSから発売されている磁石付きのドレンボルト(R7A58-16)が頭19なので、交換しておくと次回交換する時の工具探しが少しだけ楽になります。
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次に、ギアボックスのデフケースの上にあるカバーキャップを外します。12mmの工具でボルトを外し、グネグネと引っ張れば外れます。
※注意※
初めて開ける時はおそらく固着している為、ドレンボルトを外してオイルを抜く前に開閉の確認をして下さい。キャップのOリングはだいたい劣化しているので、新しいOリングに交換しておくと次回以降の作業が楽になります。
トヨタ純正部品 : 96711-24030
Oリング スピードメータードリブンホールカバー
初めてこのカバーを開ける時、車体が水平の状態でこのカバーを外すと中からオイルが溢れる可能性があるのでジャッキアップしてから外して下さい。
ちなみにこの場所は、かつてAE92やAW11等の時代に車速センサーが装着されていた頃の名残りです。
また、オイルが抜けた状態であればデフが目視で確認出来ます。もし中古で買ったMR-Sで、LSDが装着されているがメーカーが分からない時、オープンデフかヘリカルLSDかわからない時はここで確認する事が出来ます。
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最後にミッションオイル2Lをこの穴から注ぎ込めばオイル交換完了です。LSDの有無で全部入りきらない場合がありますが、穴の縁から1㎝程度の所まで入っていれば大丈夫です。
オイル量を増やしたい場合、リア側を高くジャッキアップしてあげるとその分多くオイルを入れる事が出来ますが、蓋を閉める際に液体ガスケットを併用しないとオイル漏れします。液体ガスケットが固まる一昼夜はジャッキアップしたままにしておきましょう。
こちらの車両は遮熱版やエアクリ等が存在しない為オイルジョッキで直接注入していますが、改造していない普通のMR-Sならばロングジョウゴを併用すると作業が楽になると思います。
それとミッションオイルは温めておくと注入が楽です。自分は80W140くらいのオイルを使用していますが、温めないと入れるのに時間がかかります。冬場ならファンヒーターの前に30分程度放置、夏場なら缶ごと直射日光にお願いすれば簡単です。
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以上、MR-Sのちょっとした裏技的ミッションオイル交換でした。
普段はトキコのオイルサーバーを愛用していますが、今回初めてこの方法でオイル交換を行いました。オイルサーバーは手動ポンプなのでとても簡単にオイル交換が行えるのですが、使用後の清掃がちょっと面倒。
今回のやり方なら使うのはオイルジョッキのみなので、エンジンオイル交換並みに作業が簡単ではかどりました。もし機会があればお試し下さい。
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