
オールロードにB5S4リアビッグローターキットを
付けたところ、パッドがはみ出たので、ブラケット
を製作して貰うべく市内のショップへまず、計測
に行ってきました。
パッドを外してみると4ミリほどローターに当たって
いなかったので、実際は5ミリ程度ほど外側に出て
いると判断したら、良いかと思います。
今回はこの5㎜の謎について考察してみました。
まず、ローターサイズについて、
DIXCELのホームページで調べたところ
C5A6シリーズのV6モデルのリアローターには245㎜と255㎜の2種類が
ある事がわかります。ところが、
パーツリストで調べてみるとリアキャリパー
とキャリパーキャリアーは1種類しかない事がわかりました。そこで、再び
パーツリストで、ホーイールベアリングハウジング(所謂ナックルのことか?)
に基本的に75㎜径のベアリングと82㎜径のベアリングが付く2種類がある事が
判明しました。75㎜径のホーイールベアリングハウジングと245㎜ローターが、
82㎜径のホーイールベアリングハウジングと255㎜ローターが組み合わすように
なっているようです。ちなみにB5A4シリーズは75㎜径のベアリングでした。
と言う事で、5ミリの差はローターの半径の差5㎜から来ているようです。
245㎜径のローターのC5A6に255㎜径のB5S4のリアブレーキを移植する
記事
にも納得できました。
結論、C5A6のうち245㎜のリアローターの付いているモデルはB5S4のキャリパー
キャリアーとベーチレーティッドディスク対応のキャリパー(B5S4用、C5S6用、
オールロードV8用等)を用意すれば、B5S4用リアビッグローターキットが付け
られます。255㎜ローターのモデルはブラケットを何とかしないと5㎜外側に出て
しまいます。
最後にせっかく調べたので、B5S4用リアビッグローターキットを紹介します。
ECS tuning
308㎜径
今回使用したキット、B5に付ける場合、サイドブレーキ部の加工必要。
JH Motorsports
300㎜と
325㎜のキットがあります。
034motorsports
B6-7S4の300㎜ローターを利用するキット元々もっと大きい
キャリパー用のローターなので、ローターの内側はパッドが当たらないやや乱暴な
格安キット、ブラケットのみの販売もあります。
それから、ベーチレーティッドディスク対応のキャリパーですが、今回は中古の
オールロード4.2用のキャリパーを入手しましたが、純正にこだわらなければ、
ECS tuningで
互換キャリパーが純正の半額以下で入手可能です。
255㎜ローター付きのモデル(オールロード2.7T等)では計算上ECS tuningの
308㎜ローターキットと034motorsportsの
ブラケットを組み合わせると、
ローターの縁ギリギリにパッドが当たるんじゃないかと思います。
誰か、試してみますか?
さらに追加
2.7T用のソリッドで311㎜径のキットを見つけました。これなら追加
パーツ等は不要だと思います。
Posted at 2013/10/28 12:14:51 | |
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