都営フェスタ2017 in 浅草線

都営地下鉄浅草線の馬込車両検修場で開催された
都営フェスタ2017 in 浅草線
に行って来ました。

都内の地下鉄路線図を見ると、浅草線の西馬込終点がやや中途半端に終わってる印象。
建設当時、交通局が馬込周辺に車両基地のための用地を持っていたことが、その理由の一つだったと聞きます。



車両撮影会
今日のイベントのメイン。
浅草線では京急、京成、北総・千葉ニュータウン、芝山の各鉄道と相互乗り入れ行っているため、普段も多種多様な電車が入り混じって走っています。
今日も各社の車両が集結しました。



京成新3000形、千葉ニュータウン鉄道9200形、京急新1000形。



都営浅草線の新型車両5500形
都営5300形（左）と並ぶ”見慣れない車両”が本日の目玉。
これが一番のお目当てでした。



今回のイベントが初展示となりますが、イメージ画像で見てた時より実物は精悍な感じです。
来年春から営業運転を開始し、従来の5300形を順次置き換えていくとのこと。



こちらは大江戸線用の12-000形と、大江戸線車両牽引用のE5000形電気機関車



大江戸線は車両基地も地下にあるため普段は地上に出ることがないですが、車両修繕は馬込で行われるためここでだけ見られるレアな”地上の大江戸線”



大江戸線車両は線路側にリアクションプレートがないと走行できないので、浅草線内はこの電気機関車が牽引して回送します。



続いて車両工場内見学へ



13年ほど前に稼動開始した新工場なので、まだ真新しい感じが残っています。
以前は工場は別れて設置されていて、西馬込駅を挟んで斜向かいの場所にあったそうです。



パンタグラフ上げ下げ実演



ドア開閉実演



場内車両移動用のモーターカー



大江戸線のリニアモーター
”リニア”の名の通り平べったい形状。
レールの間に敷かれたリアクションプレートと対になることで、モーターの役割を果たします。



台車移動機に乗せられた、大江戸線用の台車
小径の車輪で台車も小ぶりなものとなっています。



こちらは浅草線車両の台車。
先ほどの大江戸線のものと比べると、やっぱり見慣れた大きさです。



物販コーナーも盛況。
鉄道部品の販売などもあったようですが、人波に圧倒されて今日は遠巻きに見ただけで終わりました(汗;