ブロアファンとエバボレーターの掃除

まず、ブロアファンを取り外す。

しかし、ここで画像の車体（バルクヘッド）から生えている1本のボルトがジャマでブロアファンが取り外せません。

このボルトは鉄ノコで切れ目を入れ、ダブルナットをかけてねじ切って半分くらいの長さにしてしまいます。そうするとスルッとブロアファンが取り外せます。
（ガムテープとウエスは鉄ノコを使った時の切粉がカーペットの裏に落ちないようにするためです）

取り外したブロアファン。思ったほど汚れていませんが鳥の羽なんか入っていました。

ブロアファンを外した穴から鏡でエバボの状態を見てみます。なんだか真っ黒でよく分かりませんな。

噴霧器に台所洗剤のお湯割を入れ、ブロアファンを外した穴から噴霧してみました。
程よくエバボが湿ったところでファンを外した穴から手を入れてエバボを触ってみるとなんだかドロドロしたカンジです。
ちょっと爪を立ててカリカリすると土？ホコリ？と葉っぱが出てきました。

洗ったブロアファンとエバボから採取したゴミ。

噴霧器を知らない人のために。

噴霧器っていうのはこれです。
ホームセンターの園芸コーナーで売っています。
ダートラをする人はだいだい持ってますね。
（丸和の土はこれですぐ流れ落ちるけど千葉の土は落ちませんね）

ドラッグストアで買ったエアコン洗浄スプレー。2本で500円くらい。もちろんクルマ用ではありません。これをブロアファンを外した穴とヒーターレジスターを外した穴からシューッ。

シューッ、シューッ、シューッ、シューッ、シューッ。。。

1本使い切りました。

エアコンのドレンから出てきた水。

キタナイ。。。

あとはブロアファンを洗って、元のとおりに組み付けて終了。

吹出し口からの風が今までよりたくさん出るようになりました。

試しにエアコンを一番冷たいにして吹出し口の温度を測ってみると6度（工場の中の気温は30度）でした。風が増えても温度は洗浄前と変わりませんでした。
（右の50度はアラーム設定温度なので気にしないでください）