昨日のしょうもないエンジンブローですがまず故障した原因を追求しましょう。
まず最初に・・・故障した原因を追求する前に今のエンジンの仕様などをふりかえります。
ノーマルの腰下部品を使用してそれにスズキスポーツのメタルガスケットを入れ、ブーストを上げた状態で走っていました。
さらにセッティングではeマネージを使用してインジェクターも大容量化し空燃比計で時間がある時に何度もしつこいぐらいにセッティングをし、トップエンドで仮に10分走っても絶対壊れないだろうと思えるセッティングにしていました。
そこでセッティング以外の要因で今回のようにサークリップが折れてブロックに深い傷が入っていますがまずいつ?このようになったのか?それから考えてみましょう。
シリンダーブロック内部に縦筋が入ったのは3番のブロック。
そこで目に見えて異常が確認できなかったのか?
それはエンジンの燃焼室を確認できるスパークプラグで確認できます。
いつ頃か?3番が湿っている状態になっていたのを記憶しています。
それがいつからなのか?
ちょうど5月11日にスパークプラグの交換をしたと整備手帳をあげています。
自分は交換した部品などを整備手帳に書いてあるので今回は助かった気がします。
整備手帳からの写真を引用します。
この写真で言えば左から1番・2番・3番とプラグが並んでいます。
一番右のプラグが問題の3番。
この時は普通のようです。
と、言うことはピストンピンを固定してあるサークリップが飛んだのはこの5月11日からエンジンを分解した昨日までの間にサークリップが飛んでシリンダーブロック内部に傷をつけたと考えれます。
では可能性としては
1番目にエンジン組み付け時のヒューマンエラー
この可能性もありますがこのエンジンを作って走り始めたのが2009年の2月。
そこからの走行距離は17000キロと少ないですが阿讃サーキット(トラブルがない5月までとしてね)を420周は走っている状態です。
それから考えると組み付けミスにしてはトラブルが出るのが遅すぎではないのか?
そこがどうしても腑に落ちない点ではあります。
2番目に単純に折れた。
これだと・・・自分は対応の仕方が無いです(; ̄ー ̄A
原因追求をしようにも折れたのでは・・・ね。
今回の事でこれぐらいしか思いつかないのですがトラブルが発生してその原因追求をして対策をする。
こういった事をしないと闇雲に修理しても同じトラブルが出るだけです。
だから今回のこのトラブルで学ぶべき事はないのか?
次回に何か生かせないのか?
そういった事を考えますが・・・・何にも思い浮かばないwww
ただエンジンを分解して思ったのがやはりセッティングは間違っていなかったのでは?
燃焼室も綺麗に焼けていたしあれほどサーキットを走って高負荷をかけて走っているのにノントラブル。(今回の件はセッティング以外の話なので)
セッティングにかんしてはプラスになりました。
素人がワークスなどでセッティングをしようと思うとeマネージ(プラスして圧力センサーは必須!!)が一番身近でベストな選択です。
以前にもセッティングの問い合わせメッセージで出てくるS-AFCなどはまったくセッティングには使えない物だと再認識してます。
やはりあの商品はゴ・・・・以下自主規制
さて。まとめとしては今回のしょうもないトラブルがなければ分解して洗浄そのまま組み付けができそうなF6Aの素晴らしさに惚れ直したしだいです。
やっぱりF6Aは名機だよ( ^∇^)
うちのくだらないブログを見てくれている人にもう一つ。
トラブルが出て原因追求をしなければ同じ事の繰り返し・・・
何が原因でトラブルが出たのか?
どういった理由でそこが壊れたのか?
それを考えるにはまず壊れた物を分解です。
そこから導き出す答えがあります。
それが見つかれ・・・レベルアップしますよ(  ̄▽ ̄)
もっとも自分も修行中の身ですがww
追記。 やっぱりセッティングは大事です。
今回の事もセッティングで出たトラブルではないし、信頼できる空燃比にしっかりとセッティングを取れるサブコン。これがあってこそのノントラブルカーです。
セッティングあってこそのノントラブルです。そこを間違えないで。
どんな素晴らしいエンジンだろうとセッティングがクソであれば壊すだけ。
クソのエンジンでセッティングが良ければクソ以上にはならないけどエンジンブローはしない。
これだけははっきりと言えます。
Posted at 2011/08/03 19:11:46 | |
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