F6Aでスロットル開度を検出しようパート2
いきなりまじめに行きます・・・
さて。まず先日も書いてありますがF6AのMT車はスロットル開度を検出できない物になっています。
どういった物かと言えば、
アイドリングスイッチ
そして全開スイッチ
の2個のスイッチがスロットルボディに付いています。
まず。
アイドリングスイッチは名前のようにアイドリングを検出するためのスイッチ。
これは約スロットル開度が1.5°以上でスイッチがOFFになりアクセルを開けていると検出します。
真逆に1.5°以下のアクセル開度ではアイドリングスイッチがONになりECUにアイドリングしている事を伝えます。
次に全開スイッチ。
コチラも名前のようにスロットル開度が全開になった時を検出します。
車種によって違いますがCT21SのワゴンRでは80%で全開スイッチがONになる。
カプチーノも80%でスイッチがONになります。(ただしカプチーノは整備書で60%と80%とページにより書いている数値が違うのでどちらを信じれば・・・・)
(整備書 EPI スロットル点検より引用)
と、言う事はアクセルOFFか全開のどちらかしか見ていないって事になります。(極端な話)
で今回流用しようと思っているAT車のスロットルポジションセンサーは・・・
コチラのスロットルポジションセンサーもMT車と同じくアイドリングのON・OFFは1.5°を境にしてアイドリング状態なのかそれともアクセルペダルを踏んで走行中なのか判断しています。
そのままAT車のスロットルボディごと持ってきて取り付けて配線をしてあげれば8割は完成する気がします。
そして残った問題は全開スイッチです。
コチラはアクセルペダルに付いている・・・・
エアコン用のアクセル全開スイッチを使用します。
写真のようにアクセル90%でエアコンマグネットクラッチをOFFにしてエアコンのコンプレッサーが焼き付かないようになっています。
これを利用してあげようかと考えています。
(10%はどうした?と言われそうですがF6Aってアクセル開度で補正しているMAPは確かにあります。ですがそれはもうサブコンのeマネージでしっかりとセッティングをしてあげれば問題ないと考えています。)
今調べていると配線図上ではいつもOFFでアクセル全開になるとスイッチが入る普通のスイッチのようです。
ブレーキスイッチのようにスイッチを押した状態でOFF・離した状態でONになる普通と逆のスイッチではないようです。
ATのスロットルボディの電気信号はeマネージへ。
そしてアイドリングスイッチや全開スイッチはECUへ。
そうしてあげれば簡単にアクセル開度が検出できないF6A(MT車)でもアクセル開度を検出しサブコンであるeマネージで制御してあげれます。
できればアルティメイトで圧力センサーと回転数でのMAP・アクセル開度と回転数の2個のMAPを組み合わせればいい感じにF6Aが仕上がるのではないでしょうか?
まだ妄想段階ですがうまくいく予感がします。
最後に
この作業のメリットは全てスズキ純正部品を使用している事。
そのために故障しても簡単に手に入る。
加工が無いから部品がそろえばすぐに修理が出来る。
そして・・・・
誰でもマネできそうだって事です。
F6Aばかりやって9年ですが地味に進化していますwww
整備手帳で参考になるものがあればマネしてくださいねw
アデュ~
みんカラを徘徊していたらヴィリーさんと言うカプチーノ乗りが1年前に同じ事をやってたwww
先駆者がいたか(;´Д`A ```
Posted at 2011/10/25 17:51:55 | |
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