詳しい構造はわかりませんが
20年くらい前からイモビライザーってのがクルマには
装備されるようになって、鍵の複製は複雑になりました。
昭和のころは薄っぺらい鍵でクルマを操ることができました。
コピーからでもコピーがとれてしまいました。
AW11の時、まさに中古車で買ったときは
二本ありましたが、どちらもコピーのようでした。
そのコピーをとっても問題なく使えました。
当時はリモコンドアロックも普及するまえでしたので
クルマのドアを降りてロックするのに
「ドアのロックボタンを入れてドアハンドルを持ち上げながら
閉めるとそのままロックできる」という
ことをしょっちゅうやってました。
開けるのはもちろん鍵穴に鍵を挿入しましたので
油断するとスパークしました。
ハンドルを持ってドアを閉める。
この動作に気をとられてしまい、キーシンダーに鍵を残したまま
ロックしてしまうという事故を起こしました。
これはいつか、やっちまうかもなと思っていたので
自衛策をとっていました。
外鍵です。
車体の外に鍵を隠していました。
「インロック」してしまったときに助かりました。
これはオートバイでもやってました。
もちろんリスクの高い行動ですのでおすすめできません。
クルマやバイクの鍵を無くしたときの最も困るのは出先での紛失。
つまりスペアキーは自宅に保管していても役にたたないのです。
前の407SWにはちゃんと2本鍵があったのでエマージェンシーの対応は
していませんでした。
406のころ(2004年ごろ)イモビライザー無しのドアの開閉だけできる
鍵を作ってもらいました。
上野ロックサービスで4000円くらいでした。
ここは外車の鍵ができる希有なお店です。
現在も営業しています。
508の鍵ができるか連絡してみました。
素の鍵(=7ミリ幅、3ミリ厚サイズ)のものを在庫していないので
ディーラー等で切削前のものがあればすぐでいるが、ということでした。
他を探しました。
それが板橋のPINOでした。
508ならたぶんスマートキーも複製ができるとのことでした。
2月の末。
お店に出向いてスマートキーを預けました。
一筋縄ではいかずに3回ほどセッティングと
テスト走行をくりかえして完成しました。
鍵に樹脂のグリップがついている形。
リモコン機能はないのでボタンなどもありません。
実際のやりかたはわかりませんが、元の鍵の情報を読み出し
作るほうのチップにそれを書き込み
クルマにセットし走行することで鍵とクルマがやりとりするみたいです。
走行を終えてエンジン停止して、また調整してテストでした。
11000円ほどかかりましたが二本のスペアキーを手に入れました。
早速、イモビライザー無しの鍵でドアを解錠しました。
ちゃんと鍵はあきました。そして、
ドアを開けたとたんに盛大にアラームが鳴りました。
もともとのスマートキーのリモコンで
ロックすればアラームは鳴りやみます。
つまり鍵を開けてもイモビライザーがないので
クルマ泥棒はなかなか手が出せないと思います。
満足です。
現在はリモコンドアロックがあたりまえなので
インロックはまずありません。
本物のスマートキー、イモビライザーキー、ただのドアの鍵。
純正キーではないですがこれでカンペキです。
Posted at 2020/03/08 17:04:44 | |
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