2008年07月21日
赤イドちゃんはちょこちょこと乗ってますが、元気に言うこときいてくれてます、って以外にネタはないので、映画のお話。
しかもmixiと同ネタ (^-^;
妹にDVDを借りて『パンズラビリンス』って映画を観ました。
えと、軍人の父のもとで子供を生むため駐屯地へ向かう身重の母に連れられる娘(主人公)。
駐屯地は森の中の古い館。
庭に大きな石造りの迷路があり、そこで妖精に会い導かれて、『パン(ギリシャ神話の笛が上手はな半人半獣の神様)』から自分が魔法の国の王女であることを教えられ、王女として国に戻るための試練を与えられます。
しかし、主人公を取り巻く環境が、、残虐非道な父はゲリラと激しい戦いを繰り返し、身重の母の体調はすこぶる悪くなっていく。
てな内容です。
ホラー色の入ったファンタジーで、戦争モノの味付けもあり。
1粒で3回美味しい。
つか、もっと何回も美味しい。
まず、キャストがすんばらしい! イメージがぴったり。
原作がないのでイメージ(先入観)ってないんですが、役柄にぴったりな外見なんです。
残酷な父はヒゲのないヒトラーといった感じだし、母は薄幸、虚弱な美人すぎない美人。
主人公はまさにファンタジーの世界にずっぽりはまっている思春期間近の少女。
だから自分の中でイメージを置換しないで観られるんですね。
もちろん演技もすっっばらしい!
特殊撮影&CGがまたエライ!
すげぇ、ほんとに。
ここまでできちゃうんだ! の驚き。
カメラワークも自然で、見たいとこがちゃんと見えるから、映画の中にどっぷし入れる。
逆に残酷なシーンでは、見たくないところは見せない、でも見たいぎりぎりのところまでは見せるんだなぁ。
ストーリーは、ファンタジーとしても、戦争ものとしてもありきたりだけど、それを組み合わせたことで斬新かつ飽きる暇なし。
強いていっこだけ難点をあげるとしたら、シーンのつなぎ方が同じ方法が多くて単調かな?
んー、本のページをめくってるんですよ、というのを意図しているのかなぁ??
でもちょっといまいち。
ほんと、久々にものすごい映画だったなぁ。
公式HPは↓こちらだす。
http://www.panslabyrinth.jp/
・火垂るの墓
・ブレイブ
・ライフイズビューティフル
に続く、指4本目のベスト映画です。
Posted at 2008/07/21 02:45:05 | |
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