
「ステカ SX-8L」。
12年前に購入して、今も時々使っているカッティングプロッタです。車に貼るステッカーの自作に使ってます。
私のはローランドがライオンにOEMしてるやつなので、型番にLが付いてます。
「SX-8」は既にメーカーサポート終了。当然Windows7以降のドライバ提供はありません。
付属のカッティングソフトウェア 「CutStudio」も購入時付属のCDをいつの間にか紛失してしまっているので使用できず。
Windows10へのアップグレードが話題となる今日この頃。我が家のPCで一番の問題はこの古いステカがWindows10で使えるかどうかです。
Windows7・8では「SV-8」のドライバで「SX-8」を無理やり認識させて使うことは可能なので、取りあえずWindows8・64bitのノートをWindows10にアップグレード。
結果は・・・悩むほどの事も無く、Windows8のドライバのままですんなりSX-8を認識して動作。
今度買い替えるなら、ブラザーの「スキャンカット」が良いかなと思っていたのですが、これでステカの現役続行が決定。
カッティングデータの作成とステカへの出力を担うCutStudioがCDが無くて使えませんが、ステカへの出力はフリーのドロー系ソフト「Inkscape」で代用しているので、この機に「Inkscape」も最新版にしておきました。
ちなみにCutStudioを使わずにドロー系のソフトから直接ステカを操作してカットする方法はローランドのページに載っています。
FAQ(よくあるご質問)「ソフトウェアの操作方法」
http://www.rolanddg.co.jp/support/cutting/stika/FAQ_sv.html#ope2
「カッティングドライバを使ったIllustrator (CS以降)からの標準的な出力方法」
http://www.rolanddg.co.jp/support/cutting/common/ai_cs_stcut_n2.pdf
「Illustrator」ではアウトライン化した線を0.1ptにし、塗り無しのデータを作ってやれば、「印刷」で直接ステカ本体に出力できます。
InlscapeもIllustratorと同じく線の太さは0.1ptで動作します。
ドローソフトやバージョンによって出力できる線の太さに違いがあるようですが、他のドローソフトでも動作するようですから、使い慣れたソフトで試してみるのもいいかもしれません。
当然ローランド的にはSX-8をSV-8のドライバで使うこともInlscapeで直接出力することも動作保障外ですので、もしかしたら思わぬ不具合があるかもしれませんが、今のところ私の使用する範疇では上手くカットできてます。
実際には、「Illustrator CS2」をダウンロードして無料で使う・・・って、方法もネット検索すると出てきますが、厳密には違反行為になるようなので私はやってみる気にはなりませんでした。
ステカを購入した十数年前は少々高い買い物だったかとも思いましたが、これだけ長い間現役で使えるなら十分です。

画像を取り込んで

アウトライン化

線を0.1ptにしてステカで印刷
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Posted at
2016/06/11 07:15:57