
新型SLKを試乗しました。SLK350AMGパッケージです。
ある意味メルセデスらしくある意味”らしく”ありません。大きいホイールの影響がそのまま乗り心地に反映します。たぶん標準だともっと乗り心地がいいんでしょうね。
ただ、これにはメルセデスの戦略も感じます。今回のターゲットは30〜40代と、かなり若く設定しました。
SLKなどのようなコンパクトメルセデスは、これまで50、60代がメインでしたから大変革です。
ではなぜ年齢が高いかというと、リタイア後のマーケットがそこにあるから。カンパニーカー制度でSクラスやEクラスに乗っていたドイツのビジネスマンが定年後に乗るからです。
それはともかく、今度のSLKは”攻め”の雰囲気を持ちます。デザインも走りも。
でも、じつは最近初代のSLKが気になってます。後期型のメッシュグリルのヤツ。ボディカラーは紺とかどうでしょう。白とかシルバーをハズして。
それに初代のハンドリングは絶妙でした。街中を走っているだけだとわからないのですが、高速域になるとハンドリングがピタッと安定して、そこから自由にかつ気持ちよくコントロールできるようになります。あれこそ、メルセデスの成せるワザですね。
あれあれ、新型の紹介をしようと思ったら初代の話になってしまいましたね……。
そういえば、今回のプレゼンでSLKの先祖は190SLと知りました。昨年ラリーニッポンで四日間走らせたクルマです。型式はW113のひとつ前。赤いボディがエレガントでした。
Posted at 2011/08/29 10:20:45 | |
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