九島辰也のブログ一覧

CX-16から一年、ついにFタイプが登場しました。ニューヨークで制作を発表して話題になっていただけに、今回のパリショーでも注目度は高かったですね。
全体の雰囲気はまさにCX-16です。ですが、リアフェンダーの膨らみ方などよく見るとEタイプのオマージュであることがわかります。そういえば、コンセプトカーはサイド開きのガラスハッチの付いたフィクスドヘッドでした。その意味じゃもしかしたらクローズドも追加されるかも。ボクスターのあとのケイマンのように……。

今回もイアン•カラムのインタビューする機会を得たのですが、じつにいろいろと話をしてくれました。ボディカラーについて聞くと、イメージ色はレッドだとか。どうやら彼の頭の中には「スポーツカー＝レッド」という図式があるようです。

クルマの販売開始は来年春頃のようです。テストドライブは少しお預けですが、楽しみが増えました。
エンジンはV6＋スーチャーの340psと380ps、それとV8＋スーチャー。V８はアメリカ向けのようです。

映画「最強のふたり」を観ました。実話なんですね、ぐっときます。
でも、クルマ好きには別の楽しみ方があります。それは冒頭から登場するマセラティ•クアトロポルテ。かなりいい感じで、このクルマの長所がじつによく表現されています。人はどんな状態におかれても、あのクルマの官能的な部分を認めることができるんですね。

まだご覧になっていないかたは是非。いろいろ考えさせられますが、最後はスッキリもします……。

ロンドンの街中で偶然、コンチネンタルRタイプを見つけました。
前日、クルーの本社で展示しているそれを見せてもらったばかりなので感動です。

このクルマはベントレーにとって重要なモデルです。リアのフェンダーやフロントマスクまわりなどのデザインは現行コンチネンタルGTにも相当活かされてますし、”コンチネンタル”という名前もこいつが起源となります。”コンチネンタル”とはご存知ヨーロッパ大陸のこと。フランスやドイツの高速をGTカーとしてガンガン走るために、この名前が付けられたと聞きました。島国から見た大陸はそんな感じなんですよね。どこまでも続く道、といったような。

でも、コンクールデレガンスの出ちゃうようなクルマが道に止まっているんだからロンドンはさすがです。スローンストリートあたりにはベントレーとレンジローバーが溢れていました……。

昨年好評だったMINIクラブマンのカスタムに引き続き、今年はMINIクロスオーバーを一台プロデュースしました。
前回は「オヤジの海グルマ」というタイトルでアイスブルーのボディを前面に押し出しましたが、今回は「ロンドン2012」というテーマで黒を基調に渋く仕上げています。
エクステリアはご覧のブラックボディに18インチのホイールという組み合わせ。リムをキラリとさせものを選びました。
インテリアはクラブマンのときと同様白レザーシートを中心にしましたが、トリムやダッシュボードにピアノブラックを持ってきたのが特徴です。

この他、ヘッドライトユニット、karman/hardonのオーディオ、パドルシフトを装備。クラブマンのときはあまり感じなかったのですが、クロスオーバーは車両重量がかさむので、クーパーにはパドルシフトがあると気持ちのいい走りができます。ギリギリのゴーカートフィーリングですかね。

ロンドンをテーマにしたのは、ここ数年彼の地に足を運ぶことが多いのですが、ボディカラーや装備にある特色を感じたからです。簡単にいうなら……かっこつけてるんですよね、あいつらw

ということで、出来上がりました。けっこうかっこつけてますw　9月売りのAUTO CARでも少し触れてもらってます。ご興味のある方はそちらもどうぞ。

ということで、いまロンドンのホテルにいます。朝6時50分。窓の下には……黒いボディカラーばかりですw

きのうは伊豆のモビリティパークでランドローバーイベントがありました。一般の方を招いた体験会です。

で、そこで講師。ランドローバーの歴史と実際に走っている横で技術解説をさせていただきました。
でも、一番ササったのはボク自身かもw　やっぱオフロード好きにはたまりませんね。モーグルをクリアする姿はたくましいし、砂や泥で汚れれば汚れるほどだんだんかっこよく見えてきます。オンロードのイメージが強いイヴォークもこんな感じ。かなりたくましいでしょ！　やはりこいつもDNAをしっかり継承していました。