
さかのぼること5ヶ月。きっかけは「ターボ車なんだからプッシュンいわせてみたい」でした。
師と仰ぐMさんのアドバイスによりタービンからでてる何かのパイプを抜くだけでアラ不思議、プッシュンプッシュンいうんです。出るほうのパイプはいいとして、もともと受け口だったほうには何かカバーをしないとゴミが入ってタービンがダメになるということで、師が出してきたイス足用のゴムキャップのようなものをかぶせたんです。写真参照。
これで不純物や異物が入り込む余地などなく、いたって清潔クリーンにプッシュンできると喜びました。あまりに簡単なステップで素敵なサウンドを得た僕に師の衝撃の一言が。
「あれ…ワッシャ入ってなかったっけ…?」
それから5ヶ月経ち、山用のマース号を手に入れたことで黒号は高級ラグジュアリィ街乗り用として新たな任につき、まずは静けさが必要。そんなわけでプッシュンのもとであったパイプをつなぎなおし、師に用意してもらったゴムキャップはめでたくマース号に移植されたのでした。
マース号は駐車場の問題で会社に放置し、ラグジュアリブラック号で仕事に行こうとすると、絶好調でブイブイいわせていたエンジンかタービンからとてつもない異音が!
ブーーーン ヒョワァァァァ ヒョワワァン
!?
その時すでに会社への道半ば、朝の7時。ヤンバルの会社へと向かう山道真っ最中。まずいなとは思いつつも、仕事に遅れるわけにはいきません。その日は僕が事務所開きの任務。僕が行かなきゃ始まりません。意味不明に甲高い音を響かせながら、そしてどう考えてもタービンが効いてないような状態でアップダウンを乗り越えて時間通りに出勤しました。ボンネットをあけて調べてみてもとてもじゃないけどわかりません。仕方ないので頼みの綱のM氏にヘルプを依頼し、その日の仕事を終えた夜に診察してもらえるアポを取り付けました。
さて、症状を細かく説明し、実際に謎の甲高いサウンドも聞かせ、否定したかったある疑問をぶつけてみました。
「Mさん、まさかあの時のワッシャ…」
「ま、まさか…」(ドキリ)
そして勉強という名のたてまえのもと、その機能もよくわからないサクションパイプとやらの取り外し分解を任命されました。いろんな線やらパイプやらがゴチャゴチャしてやりにくいけれど、なんとかサクションとやらを外し、隣のタービン吸い込み口直前の管も外し、「タービンの羽への入り口」が口を開く。真夜中のヤンバルの会社の駐車場で、ライトを必死に入り口に向け、ゴチャゴチャしたエンジンルーム内の隙間からどうにかして覗き込む二人の28歳。
キラン
ワッシャだ!あれはワッシャに間違いない!見事なまでに羽にへばりつき、まるであつらえた弁のように空気の流れを阻害する直径10mmの丸い物体。隙間から手を伸ばし、なんとかして指を突っ込み、取り出したそれはまさにワッシャ!ワッシャバンザイ!
どうやら原因はプッシュンをやめたことだったようです。それまで圧を全部漏らしていたからなんともなかったけれど、つなぎなおしたことで内部で空気の流れができて、5ヶ月経って忘れた頃にワッシャの大移動が始まったのでした。まさかの医療ミス。訴えてやる!ということで、あまりに面倒なサクションとかの取り付けは真犯人のM氏にお任せ。いつもはスパルタな彼もこの時ばかりは快く承諾して作業してくれました。
試しに走ってタービンの羽に異常がないことがわかって、高級ラグジュアリブラック号は不死鳥のごとく復活しましたが、あまりに恐ろしいマース号のタイミングでした。くわばらくわばら。
Posted at 2009/05/30 23:17:23 | |
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